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浅香唯さんと僕たちの物語。

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「浅香唯」さんと、文字を打つと僕のテンションが上がります。僕たちの生活に、浅香唯。
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#唯ドリ

続「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

続「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

【今までのあらすじ】

ラジオに初めて送ったメッセージが浅香唯さんに読まれ、ペンネーム「奥田庵」となった僕は、全ての活動ネームを奥田庵に変えた。
その後、楽しくラジオを聴いていた六月。新たに「番組ステッカー制度」が開始される。番組でメッセージが読まれた人の中から一名にだけ浅香唯さんがペンネーム、もしくは本名など、「書いてもらいたい名前」をステッカーに記入してくれるという企画。僕は、「奥田庵」になる

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「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

「浅香唯のドリームビリーバー 」番組ステッカーを夢見る日常。

ネットが普及して、書いたものはすぐに発表できるし、写真も、動画もすぐ撮影できる。
それを加工したり、編集したりも、お金がかかることではなくなっていった。好きなものを好きなように作り出すこと自体は、ステータスから切り離されていく。
サブスクで、いくらでも映画やアニメが見られるし、YouTubeの動画充実は、本当に凄い。時間があればずっと遊んでられる。

あとは、「楽しみ」みたいなものをもっともっと深

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あと二回。

あと二回。

あと二回。

ラジオ大阪「浅香唯のドリームビリーバー 〜幸せの色 2020〜」があと二回で終了すると知った夜。

空っぽ。

この歳になるまで、色々な最終回や、卒業、退職や、引っ越し、愛犬とのお別れ、とか、「最後」を経験する機会はもちろん多々あったのだけれど、ここ最近では、唯一の楽しみだっただけに、

空っぽ。

そして、こういう寂しさは久しぶりだなと。

本当に楽しみにしていたんだなぁ。
そして

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もう何も考えられない。

もう何も考えられない。

仕事が終わり、スタスタと帰宅中。
スマホを眺めながら駅に向かって歩いていると、前から歩いてきた結構なおじさんが、通り過ぎ間際に、
「バカっ!」
と、大声。

びくっ。として、顔を上げて振り返ると、既にスタスタと先の方へと歩いている。

こわっ。
って、むかっ。

と、同時に、悲しい気分。

悲しみと怒りは、ほぼ同じものってよく言うけれど。
なんなんだろ。
バカ?
バカと大声をすれ違いざまに、言いた

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