日はまた昇る

「coronavirus」

何と美しい言葉だ

言葉とは裏腹に、何処に世界中を震撼させて、人々を不幸に陥れる毒を含ませているのか

お前はなぜ、妖艶な美女が表情を一つも変えず、近寄る男の喉にナイフを突き刺すように人を殺めてゆくのか

美しい薔薇には、棘がある
美しい言葉には、醜い現実が隠されている
その美しさゆえに、人は惑わされたのだ
そして、人は茨の道を歩かねばならないのだ

誰だ、私の名を呼ぶものは
私に目覚めろというのか、私に再び立ち上がれというのか
私は、誰の指図を受けないのは知っているだろう
軽はずみに私の名を出すものじゃない

私は、すでに存在している

君たちの心の中、奥深くにいる

「coronavirus」

私には見えるのだ
この試練が、ほんの序曲に過ぎないことを
繰り返す波のように、妖艶な美女は次々と襲い掛かってくる

私には分かるのだ
それらを克服するには、あまりにも年老いてしまっていることを
私に残された時間は、あまりにも少なすぎる

私は決めたのだ
君たちに、私の力のすべてを託すことを
もはや過去に、答を見出すことは出来ない
未来に、答があるはずだ

さあ、立ち上がれ!

みんな見ただろう、大人たちのうろたえ方を
散々君たちを蔑んだ大人たちの無様な姿を!

お前らは、醜態を見せて恥ずかしくないのか君たちを威嚇してきた鎧は、保身と建前でだけの見せかけだったのだ

私には見えるのだ
したり顔でのんびり構えている大人たちが
あと何日か経てば顔が引きつってくることを

私には分かるのだ
1ヶ月もすれば、「こんなはずじゃなかった」と、
ため息をついて、途方にくれることを

私には分かるのだ
3か月も経てば、大人たちは絶望の淵に立たされて
善良な者は死を選び、善良でないものは生きのびようとすることを

気を付けろ!
生きのびようとする大人は、裏切るぞ!
態度を豹変させ、言葉を翻すぞ!
君たちに、手をすり合わせて媚を売ってくるぞ!

そんな大人は、地獄に落としてしまえ

さあ、立ち上がれ!

大人たちが振りかざしていた「経験」と言う武器はもう無くなったのだから

足元を見なさい

君たちを縛り付けていた足かせはもう無くなっているはずだ

胸に手を当ててごらん

「希望」と言う炎の温もりを感じるはずだ

前を向いてごらん

「未来」と言う、眩しいほどの光が見えるはずだ

若者よ、妖艶な美女に立ち向かえ、そして乗り越えろ!
若者ならばできるはずだ

私には分かるのだ
3か月も経てば、大人たちは絶望の淵に立たされて
善良な者は死を選び、善良でないものは生きのびようとすることを

気を付けろ!
生きのびようとする大人は、裏切るぞ!
態度を豹変させ、言葉を翻すぞ!
君たちに、手をすり合わせて媚を売ってくるぞ!

そんな大人は、地獄に落としてしまえ

さあ、立ち上がれ!
大人たちが振りかざしていた「経験」と言う武器は無くなったのだから
足元を見なさい
君たちを縛り付けていた足かせは無くなっているはずだ
胸に手を当ててごらん
「希望」と言う炎の温もりを感じるはずだ
前を向いてごらん
「未来」と言う、眩しいほどの光が見えるはずだ

若者よ、妖艶な美女に立ち向かえ、そして乗り越えろ!
若者ならばできるはずだ

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