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うんがよいということにしようとおもう。

私は普段道路を歩く時に気をつけていることがある。
ひったくられないように道路側にバッグを持たないようにするというとかそうことではない。(気をつけましょう)
タイの歩道は日本から来ると驚くほどトラップがあるので足元も一応気をつけてはいるけど、うっかり浮いたブロックを踏んでは中から飛び出る得体の知れない水が足にかかってギャーとか言っています。

でも一番気をつけているのは頭上です。
そうです。鳥です。
電線に鳥が留まっていたら真下を通らないようにめちゃ気をつけるのがクセになっている。
だってうんこが降ってくるんだもん。

いちいちカウントしていないので10回はないとは思うんだけど、少なくとも5回以上は頭に鳥のフンが直撃したことがある。
タイでももう2-3回は食らっている。
この「くらう」という字が「食」なのなんかやだな。うんこの話してるのに。

複数いる中のまたは一羽でいるその鳥がちょうど便意を催したタイミングで真下にいる私、すごいなとは思っていたけど、それよりも驚いたことになんと「人生で一度も頭に鳥のフンが落ちてきたことがない」という人がたくさんいるらしい。

そのことを知ったのはごく最近で、私はみんなもたまに頭に鳥のフンが落ちてきているんだろうと思って40年近く生きてきたので本当にびっくりしたし、私が何度も食らっているという話をすると相手もびっくりするので、自分で常識と思っていることって全然常識じゃないんだなと再確認する羽目になった。
井の中の蛙ってこういうこと?

なんで急にこんなことを書いているのかというと週末久しぶりに鳥のフンが頭に落ちてきたからです。
歩いている時は前方の電線を注意して見たりするのに、空車のタクシーを探すのに夢中で頭上に一羽鳩がいるのに全く気がつかなかった。迂闊だった。
そういえば前回もタクシー待ちの時にフンが直撃したなと思い出すなどした。

私の必須アイテム赤ちゃんのおしり拭きで一緒にいた友人に取ってもらったけど、子供にも「ママの頭にうんこついてるー」とか言われるし、何よりあれすごい恥ずかしいんだよね。
たった一羽の鳩なのに、たかだか数分そこに立ってただけなのに、そしてどうしてこんなにたくさん人がいるのに私なの?という気持ちになる。
いや鳩が私の上に留まったんじゃなくて私が鳩の下にポジショニングしたんだから私が悪いんだろうけど、無意識でそのポイントに立つ私、すごない?と自分で思う。

以前鳥のフンを頭につけて出勤した時はタイ人に「日本では運がいい(ついてる)」って言うんだよ、と負け惜しみを言ったけど、そういうことにしておこうと思う。
そうでも思わないと哀しいから。
私はうんがいいのだ。


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