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子どもが意欲的に調べ、理解したいと思うには【モヤモヤに気づく、出来ると感じる】#551

おはようございます。

4/30 なんとなく聞いたことがあったけどちゃんとはわかっていなかったことについて、詳しく調べて納得できる形で理解できたとき「嬉しい!!」と感じることに気がついたおこめさんです。

昨日の朝、公認心理師の勉強をしていたのですが、その分野が

少年法について

でした。

これまで、なんとなくはわかっていたようなつもりでしたが、

改めて考えたり調べたりっていう時間をとることはなかった分野でした。


非行を犯してしまった子どもたちは、どこでどのような手続きが取られるのか、成人とどのような点で違いがあるのか

そういった部分です。


これは頭のどこかしらで、ずっとモヤがかかっているような状態で、

そのモヤをいつか晴らしたいっていう気持ちがあったんでしょう。


昨日勉強しながら、「なるほど!!めっちゃわかる!!楽しい!!」みたいな声を出している自分がいました。

この感覚がどこからきてるのかを考えてみると、子どもが勉強を楽しいって思えるヒントみたいなものがあるんじゃないかなって思って、

今日はそこの部分をnoteを書きながら探ってみたいです。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ


▼直接的にその問いに直面しなかった

まず、これについて調べたり理解しようとしてこなかった原因の一つに

これに関して直接的に関わる機会がなかったというのがあると思います。

例えば、教え子が警察や家庭裁判所のお世話になるっていう機会はこれまでなかったです。

でも、まわりの先生の話をきくと、そういう生徒を受け持った とか

少年院まで会いにいったみたいな経験をお持ちの人もいました。

それを聞く度に、心の何処かで

「少年院ってどうなったらいくところだろう。」

みたいな疑問がわいていたのだと思います。

でも、調べたりするまではいかなかった気がします(そのハードルを越えるほど、調べたいとは思わなかった)


▼どうしてハードルを越えられたか

そこが問題です。

つまり、子どもたちの多くは疑問にぶつかりはするけど、調べたりそれをまとめたりするまではほとんどの場合、いかないからです。


ぼくが今回、改めて調べてみたりちゃんと理解しようと思えたのは、「公認心理師の試験に必要だから」という理由と、「頭の中にあるモヤモヤをちゃんと晴らしたい(情報を整理してしまっておきたい)」の2つがあった気がします。


1つ目の理由は

ある種、試験やテストというものは 調べる、理解する というための意識付けに必要な要素ではあるということなのかなと。(そもそもテストどうでもいいという生徒には効果は薄い)


2つ目が授業などに応用できる気がします。

まず調べたり、それを整理したりしたい と思うには、「頭の中にモヤがかかったような状態や整理できていない」感覚をもってもらうといいのかも

整理できていないことをきれいに整理したい

という思考は人の脳の仕組み上、だれにでもあるはずだからです。
(脳はものさしを使って整理したがるーはずれ者が進化をつくる)

ただし、頭がごちゃごちゃしているって認識させるだけでは不十分で、それを解決できそうな道筋がみえていないと、なんとかしようかなとは思えません。

今回のぼくでいうと、テキストに非常にわかりやすくまとまっているということがわかっていたので、これならちゃんと頭を整理できそうって思えたのです。


子どもたちにその感覚を味わってもらうためには、頭の中に生じた疑問をどのように調べていって、それをどのようにまとめていったらいいのか

の事例を一つ見せるというのが必要な気がします。(自分でも出来るかも!って思わせることが大事)


それは別に先生であるぼくがやる必要はなくって、

クラスの生徒一人のレポートなどを見本にすればいいのかと


こうして頭の中の疑問やモヤモヤを認識させつつ、それを晴らすためのハードルが意外と低いことを理解できれば、

子どもたちは自然と調べてそれを整理するという行動をとれるような気がします。


▼ということでやってみます

もともと理科の授業の中で、研究レポート作成という課題を子どもたちに出していたので、今回の気づきをふまえて、子どもたちにヒントとなりそうなことを投げてみます。


今日もここまで読んでくださってありがとうございました。


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