見出し画像

Jun.2024「道」

この一ヶ月も、先月、先々月と同じように
心の中の漠然とした不安や
自分では処理のできないいろんなことと
常に葛藤する日々が続いた。

このままを書くと
先月と全く同じ内容になってしまうので

今月は、6月最終日の今日、ちょうど
うっすらと浮かび上がって見えた道を
少しだけ、残しておこうと思う。


電車にゆられながら
私の電子書籍デビューとなった
「スーパーホテル
マニュアルを超えた感動のおもてなし」
をめくっていた。


ファミリアリティ(🟰親近性)を重要視した接客で
「日常の中の感動」を生み出すスーパーホテル

お客様には必ず「おかえりなさいませ」と
挨拶をする。

第二の我が家だと思ってもらうために
いろんな工夫と思いやりを、接客に込めていく。

これは、「介護」の分野においての
目指すべき接遇のカタチなのでは、と感じた。


今勤めているサービス付き高齢者向け住宅でも
言葉では「ホスピタリティ」を
売りにしているけれど

あくまで「最低限」のサービスでしかない。

介護施設を選ぶ基準は
人によってそれぞれだろうけど

ただでさえ楽ではない生活の中で
少しでも自分が
気持ちよく過ごせる環境を選びたいと願うのは
とても自然なこと。

気持ちよく過ごせる環境が
選ばなくても当たり前に「在る」のが理想。

だけど、医療介護の分野における「接遇」は
とても難しい。


その人の人生、命にも関わる
シビアなサービスを提供する中で

相手を尊重し、思いやる気持ちを
持ち続けることは、とても難しい。

裸をみたり家に入ったり
通常ではあり得ないことをするんだから
ホスピタリティは本来
どの場面よりも必要とされるべきところなのに。



そんないろいろを考えていて
介護における接遇の重要性を再認識した今日。

ホスピタリティを科学し
介護業界全体のレベルアップに繋げること
そして、誰もが抵抗なく
最高のサービスを受けられる世の中にすること

そんなことを理想に
少しでも貢献できるようなお仕事が
できればいいななんて。

そう思った、今日この頃です。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?