えむよ

寝たきり副腎疲労(HPA軸機能障害)から栄養療法で回復。夫とふたり暮らし。人生のモット…

えむよ

寝たきり副腎疲労(HPA軸機能障害)から栄養療法で回復。夫とふたり暮らし。人生のモットーは”リラックス&楽しむ”

最近の記事

副腎疲労と運動〜プールは幸せ

泳ぐのは楽しい。 最近は週に2回ほど、ゆっくり1キロ泳ぐ。 そういえば、海にプールに、子供の頃から水と親しむことは多かったな。 プールでゆらゆら揺れているだけで気持ちいい、嬉しい、楽しい、幸せ、リラックスといったプラスの気持ちに包まれる。 ところで、副腎疲労の回復には運動は欠かせない。 私はプールに行き始めて10ヶ月ほどになるけれど、泳ぎ始めた頃と今では体調は全く違う。 私にとって泳ぐという運動はとても効果的だった。 泳ぐという運動の強度が高すぎて良くなってきた体調がガク

    • 副腎疲労から回復して今思うこと

      2023年2月1日、梅も咲きはじめ空の青色は春。 なのにこのところ頭痛に悩まされている。 多分、気象病というやつ。 温度差と気圧差に自律神経がヨロヨロしてるらしい。 早く本物の春よ来い。 とはいえ、今年の冬は昨年の冬よりもずっと元気だ。 頭が痛いなんて言いつつ、痛くない隙間にプールに行っちゃったりしている。 すごいね私。 副腎疲労に倒れて寝たきりだったのは8年前。 少しづづ少しづつエネルギーを取り戻してきて今思うのは、人の体は粘り強くすごい底力を持っているなということ。

      • 栄養療法と食事の管理

        栄養療法を治療に取り入れる場合、食事の管理なしにはありえない。 さて、その食事の管理。 グルテンフリー、カゼインフリー、シュガーフリー、カフェインフリー、アルコールフリーなどは初歩の初歩である。 これで初歩の初歩? 最初から全部と思うとクラクラしてくるけれど、それは少しづづ出来ることからで良いのだ。 栄養療法の食事改善は一回だけじゃなく、少なくとも数ヶ月から数年。 再発を防ぐためにはこれから先ずっとが望ましい。 これは食事の改善というより、暮らし方を変えるということなんだ

        • 春の兆しが

        副腎疲労と運動〜プールは幸せ

          副腎疲労でご飯が作れない

          少し前まで、副腎疲労に倒れていた頃の体が痺れねじれるほどのダルさを思い出すと、リアルにしんどいのがよみがえってきて涙がこぼれちゃっていたけど。 元気になってきた今は、もう平気だ。 今、当時の記憶を思い出すときは、昔の映画を見るように、感情がゆさぶられることもなく(昔はああだったなぁ)と感慨にふけるような感じ。 どん底の頃、頭もまともに働いていなかったので記憶もとびとびなのだけど、その中でも何度も思い出すことがある。 それも決まってクスリと小さな笑いと共に。 それは何かとい

          副腎疲労でご飯が作れない

          副腎疲労の人の運動量

          副腎疲労回復に運動はとても有効。 なのはわかっちゃいるけど、その加減が難しい。 本当に疲れている時の運動は体調悪化を招くだけでやらない方が絶対いいと思う。 少し元気になって運動にトライするのはいいけれど、その量、多くの人がやりすぎちゃってるんじゃないかなと。 もちろん私もやりすぎました、何度も何度も。 疲れている時の運動の加減を知るのは本当に難しい。 頑張ればできちゃうからやっちゃうのだけど、後からドッと疲れて動けなくなる。 私の感覚だと、丁度良い運動量は、運動後の疲れ

          副腎疲労の人の運動量

          2022年の最後にめでたいことが

          2022年。 今年は大荒れの一年だったけど、年末ギリギリにとっても嬉しいことがあった。 副腎疲労に倒れてからもう8年(驚) ゆっくり体調は上向いてきていたけれど、元気の指標であるコルチゾール検査の値はなかなか改善せず、いったい私のコルチゾール値は復活するのか?もしかして、ずっとこのままなのか?!と思ったりしたけれど。 ここにきて、急にコルチゾール値が上がってきたのです! ブラボー! やったじゃないか、私! いやー、嬉しい。 めでたい。 何がなくても健康だもの、やっぱり。

          2022年の最後にめでたいことが

          京都タワー

          京都タワー

          副交感神経はふたつあった!

          1、前書き ある日の分子栄養講座で副交感神経はふたつあるという話があった。 え、だって自律神経といえば交感神経と副交感神経のふたつであって、副交感神経がふたつなんて聞いたことないよと思った。 ところが、副交感神経ふたつある説を生物の神経発達の歴史とともに語られて、めちゃくちゃ納得してしまった。 ポリヴェーガル理論という考え方だそう。 もともと心理に関係する話は大好きなので、心理と関係の深い自律神経の話は面白くってたまらない。 振り返ってみると、自分がいかに自律神経とともあ

          副交感神経はふたつあった!

          MCTオイルすごい

          MCTオイルの講義を受けて 分子栄養学を学んで、口に入れる油と体の働きの関係に(なんてこと!)と思ったこと数知れず。 それでも最近はだいたい油の効能や弊害を理解して良い油(お財布からOKが出る範囲で)を使うようになっていたつもり。 ところが、またもや(なんてこと!)が起きた。 分子栄養講座内で低血糖ケアの話になると耳にする「MCTオイル」。 昨日はそのMCTオイルについての講義があったのだが、すごいじゃん!だった。 なんとなく食わず嫌い、私には合わないんじゃないかと思っ

          MCTオイルすごい

          ひとり症例発表会 運動器編

          前書き 先日のnoteひとり症例発表会。 なるほど、副腎疲労に倒れたのは長い長い時間、人生の積み重ねの結果なのねとわかったし、改善するヒントは背景にあるってこともよくわかった。 人の体は簡単に壊れたりはしない。 たくさんセーフティネットが張られていて、ご主人様の無茶振りに必死に応えて頑張っている。 えらいぞ、体。 さて、その、ひとり症例発表会の最後に運動器の不具合に四苦八苦していると書いたが、運動器の不具合もやっぱり長い長い時間の積み重ねの結果であったことが判明しつつあ

          ひとり症例発表会 運動器編

          ひとり症例発表会

          症例発表会を聞いて 先日、分子栄養講座で年に一度の症例発表会があった。 栄養療法をもちいて治療したことで、あるいは、治療に栄養療法を取り入れたことで、良い結果が得られた症例が発表される。 私が症例発表会を聞いたのは2度目。 今回はどれもとても心に響いた。 前回と何が違ったんだろう。 私の受け止め方が変わったのかな。 強く感じたのは、栄養療法でしっかり結果を出すには、患者さんの背景を知ること、または、患者自身が自分の背景を理解することなしにはありえないということ。 逆に言

          ひとり症例発表会

          目下の課題はミトコンドリア強化!

          ミトコンドリアは身体中の細胞にある。 なんとひとつの細胞に数百〜数千もあるとか! ミトコンドリアの働きといえば、なんといってもエネルギー産生。 他にもオートファジーやアポトーシスなど。 ちなみにオートファジーは、タンパク質のリサイクルのこと。 アポトーシスは、細胞の自殺(ガン化させないため等)のことである。 ミトコンドリアがじゃんじゃんエネルギーを作ってくれれば疲れ知らずとなる。 反対に疲れやすいというのは、ミトコンドリアが弱っちいということだ。 疲れやすい私はミトコンド

          目下の課題はミトコンドリア強化!

          診察室で先生から出題「MCVが改善した理由は?」

          先日の診察時、先生に「MCV値が改善してきてます♪」と報告したら「その理由は?」と返ってきた。 私の主治医は分子栄養学実践講座の主催者でもある。 この講座は医療関係者からその周辺でお仕事していらっしゃる方、患者、患者の家族まで多様な方が参加している珍しい講座だ。 皆さんそろいもそろって勉強家だと思われる。 そんな中で、ふわふわのんびりペースの私はいつまでたっても初心者の域から出ない。 その私に「あなたのMCV値が改善してきた理由は?」との問い。 難しすぎないちょうどいい問

          診察室で先生から出題「MCVが改善した理由は?」

          他人のストーリーを聴くのが楽しい

          私は以前、不妊に悩む女性向けのカウンセラーをしていた。 正確には、子どもに恵まれず夫婦ふたりの人生を探し始めた女性向けカウンセラー。 不妊という概念は面白くて、子どもがいなくても子どもを望んでいなければ不妊とはならない。 「医学的な不妊」の他に、「心の不妊」があるということだ。 どちらの不妊がよりしんどいのかというと、心の不妊ではないかと思う。 心の不妊はしつこくて、子どもを持つことを諦めてもなかなか整理がつかないことがある。 人によっては一生ものになっちゃったりする。

          他人のストーリーを聴くのが楽しい