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年越しうどんを作ろう! 【デイサービスの日々】

おはようございます。

今年は今日までなんて、なんだか実感がありません。皆さまはどんな年末をお過ごしでしょうか。


私は昨日で仕事納めでした。

最終日は、毎年恒例の『年越しうどんを作ろう』というレクリエーションをします。

「うどん食べたいから!」と臨時で利用された方もいらっしゃり、今年も大変賑わいましたのでご報告させていただきます。

うどんうどん!


生地作り

ご利用者様が到着する前に、小麦粉、水、塩をざっくり混ぜておきます。
まだ白い粉が見えており、ボソボソで固い状態。

それを手のひらサイズに小分けし、ビニール袋に入れます。10個以上になりました。

それぞれの袋を2重にしたら、準備完了。

こねる

ご利用者様が次々と到着。

ご自宅では入浴できない方がほとんどなので、今年最後のお風呂を楽しみにされている方が多くいらっしゃいます。

お風呂を待っている方から、うどんこねスタート!

小分けにした生地を渡し、もんだり叩いたりつまんだり、思うようにこねてもらいます。

95歳の方も頑張ってこねてくださり、なめらかにこねあがりました。

足踏み用の生地も用意。
袋を3重にして、手すりに捕まりながら踏んでもらいました。
ご利用者様のその様子が、バレエのバーレッスンをしているようで、微笑ましい光景でした。

伸ばす、切る

こねてもらった生地をまとめて仕上げに少しこねたら、お昼ごはんの間に冷蔵庫で生地を休ませます。

十分に休ませたら、あとは伸ばして切る作業。

昨年まではご利用者様全員に少しずつ伸ばしてもらっていたのですが、今年は感染予防のため職員が行いました。

お料理番組の雰囲気で、小話をしながら伸ばしていきます。

が、今年の生地はおそろしく固かった!

固めに仕上がるレシピなのか、水が足りなかったのか、途中で乾燥してしまったのか…職員全員で力いっぱい伸ばしても、目指す薄さに出来ないどころか、ほとんど伸びない。

ご利用者様は応援してくれたり、温かく見守ってくださいました。


結局薄くならず、作戦を変えて極細に切ることに。

結果、太いところは断面が1センチくらいある、きしめんのようなうどんになりました。

これはこれで美味しい、はず!

みんなで年越しうどん

大鍋でしっかり茹でて、温かいかけうどんにして職員も一緒に全員で食べました。

うどんつゆは、めんつゆと、コク出しにネギの青いところと鶏皮を煮込んだものを合わせて。

天かすと小ネギをトッピング。

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いただきまーす!


太くて短いけれど、美味しいおうどんになりました。

皆さんも「美味しいよ」「もっと食べたい!」と、喜んでくれました。

普段はおやつを残す方も「美味しい美味しい」と完食。

良い1年の締めくくりとなりました。


今年と来年と

今年は 日常生活でも、デイサービスでの活動にも色々な制限があり、もどかしさを感じることが多い1年でした。

来年はどんな年になるかわからないけれど、自分も周りの人も笑顔で過ごすことができるように、楽しいことをたくさん見つけたいと思います。


私にとって、noteはそのうちのひとつです。

noteを始めて、素敵な皆さまに出会うことができました。
皆さまのnoteで、こんな世界があるんだ、こんな考え方があるんだ、と毎日発見がいっぱいです。

皆さまのスキ、コメント、とても嬉しいです。いつもありがとうございます。


来年も、よろしくお願いします。

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