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インドの民族衣装 『サリー』は既婚女性が着る服 【旅行記】

こんにちは。

私が南インドで出会った民族衣装について、2回に分けて紹介したいと思います。

今回は『サリー』編です。

サリーは既婚女性の服

インドの女性の民族衣装といえば、『サリー』が有名。

インドの女優さんのサリー姿は、写真でも映画でも美しくて、うっとりしちゃいます。

実は、サリーは本来 既婚女性が着るものだそう。

では、未婚女性は…?
街の10代くらいの若い女性は、Tシャツ姿の人もいるけれど、多いのは『パンジャビ・ドレス』を着ている人。

パンジャビ・ドレスは、ワンピースのように丈が長い服にパンツスタイルで、ストールを巻くのが、定番。

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✴︎インドで買った服。両側に腰のあたりまでスリットが入っている。

カジュアルで動きやすく、サリーより洗濯しやすいため、パンジャビ・ドレスを着る既婚女性も多いとか。

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✴︎インドの空港

はじめてのサリー

インドでお世話になったお家で、お母さんが「サリー、着てみる?」と。

うん!!と答えた私に出してくれたのは、赤地に金のデザインの素敵なサリー。

お母さんや娘さんに着付けてもらい、アクセサリーも借りて、メイクも。

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✴︎サリーに着られてる感、すごい。

綺麗にヒダを作りながらサリーを巻いて、ピンで止め、最後は後ろに向かって肩にかける。

「これでリコもインド人ね!」と、たくさん写真を撮ってもらった。

サリーの構造

サリーの下には、袖が短く、おへそが出る丈のインナー『チョリ』(上の写真では黄色の服)を着て、『ペチコート』を履く。

そして、6mもある『サリー』を巻けば、完成。

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✴︎市場の女性。チョリもサリーも紫でおしゃれ。

オーダーメイド

インナーのチョリや、サリーなどの民族衣装は、オーダーメイドで自分のサイズ・自分の好みに仕立てるのが基本だそう。

偶然合うサイズがあったので着せてもらったけれど、チョリは伸縮性のない生地でできていて、袖、肩、胴まわりが少しでもキツイと着られない。

オーダーメイド用のサリーを購入すると、サリーに合うチョリ用の生地も付いていて、それを仕立て屋さんに持っていくんだとか。

街中には仕立て屋さんがたくさんあり、ミシンが絶えず動いていた。

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✴︎女性専用車両。カラフルでおしゃれなファッションを眺めるのが楽しい。



次回は、『ハーフ・サリー』を紹介します。

広大なインドなので、地域が違えば服装も違うと思います。私の体験に基づいた記事です。


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