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イスタンブール メニューのない食堂で朝ごはん【旅行記】

こんばんは。

6年前のトルコひとり旅の記録、今日は羊の◯◯◯のスープを食べそこねた話を。

寝室に突如現れたトルコ人、レオさんに連れて行ってもらった朝ごはんです。

トルコで出会った桜に似たお花たちの写真とともに、紹介したいと思います。


レオさんとの衝撃の出会い…


旧市街へ

上手な日本語で、「お腹空いてますか?」とレオさん。

「はい!」と答えると、朝ごはんを食べに連れて行ってくれることに。

新市街にあるレオさんのお家から、トラムに乗って旧市街へ。

エジプシャン・バザールの近くの路地を入り、くねくね曲がり辿り着いたのは、半地下になっている食堂。

メニューのない食堂

食堂に入って右側には、おかずが並ぶショーケースとレジ。
左側にはテーブル席がいくつか並んでおり、新聞を読んだり店内のテレビを見ながら朝食をとる男性が まばらに座っていた。

レオさんはこのお店によく来ているようで、さっと空いている席に着く。
店内を見渡すが壁にもテーブルにも、メニューはない。

キョロキョロしている私に、レオさんは

羊の脳みそのスープ、飲みますか?」と。

!!

え、脳みそですか?しかも羊の。
いや、誰のものも未体験だけれど。

えー、どうしようかな、、気になる、、けど、、

と考えていると、笑顔で
「別のスープにしましょう」とレオさん。

勇気が出なかった、私。

スープで朝ごはん

レオさんは、例の羊のスープ。私にはレンズ豆のスープを注文してくれた。

スープは大きめの器にたっぷり入っていて、レモンが添えられている。パンもセットでついてきた。

レンズ豆のスープは濃厚で、野菜もたっぷり溶けこんでとっても美味しい

レモンをぎゅーっと絞ると爽やかな風味が加わって、また美味しい。

ナンのようなフォカッチャのような ふかふかのパンをそのまま食べたり、スープにつけたり。

美味しいスープとパンで、お腹いっぱいの朝ごはん。

羊の◯◯◯のスープ

レオさんの器の中には、白っぽいスープに白い具材が入っている。

これが、羊の脳みそのスープ…!

興味津々見つめる私に、
「おいしいですよ。お酒を飲んだあとにも良いんです。」とレオさん。

美味しいのかあ。ますます、気になる。



後日。
例のスープに挑戦しようと、1人で旧市街へ行った。

しかし、方向音痴のせいか、縁がないのか、どうしてもあの食堂には辿り着けなかった。

スープはトルコ料理の代表

トルコでスープはチョルバといい、種類が豊富で美味しく、トルコ料理の代表とも言えるそう。
中でもレンズ豆のスープは日本のお味噌汁のような存在で定番だとか。

またトルコに行って、いろいろなスープを食べたい。

羊の脳みそのスープも…。


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