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いまの救急車事情 【デイサービスの日々】

おはようございます。

数日前、ご利用者様の救急搬送の付き添いで救急車に乗りました。

そこで体験した東京の救急車事情について、書いてみたいと思います。

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私の働いている都内のデイサービスから救急要請し、救急車は10分弱で到着。

救急隊の方がご利用者様のかかりつけの病院(都立病院)に連絡するも、救急車が多く来ているため長時間待つとのこと。

受診したことのある別の病院(総合病院)にあたると、現在対応不可。

次に打診した総合病院が受け入れてくれて、ようやくデイサービスから出発することができました。

その間、ご利用者様は車内で苦しそうで、私は身体をさすることしかできませんでした。


救急隊の方は、「今はどこの病院もすごく混んでいる」「救急病院が救急車を受け入れられない、おかしい状況」「年末年始はどうなるか不安しかない」と仰っていました。


このご利用者様は発熱がなかったので3軒目で受け入れ先が見つかったけれど、もし発熱していたら(微熱でも)、状況は違っていたかもしれません。

救急隊の方はどの病院でも、何度も体温を聞かれていました。

“1週間発熱がない”ことが受け入れ条件の病院もあるそうです。

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病院では、人手が足りないのか、ナースと言ってしまったのがいけなかったのか、「ちょっとCT室までストレッチャー押してくれる?」と言われ、移動を手伝うのかと思ったら「場所わかる?よろしく!」と言われました。

え、1人で行けと?CT室の場所なんて知らないよ…。


幸い、病院に到着するとご利用者様は少し楽になったのか、お話できるようになっていました。
診察の結果、入院となりました。

受け入れてもらえて良かったです。

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いまは、必要な人が必要な救急車を、必要な医療を、利用できるか分からないくらいの状況だと思います。


私たちにできることって、何だろう。

改めて、そう考えさせられました。

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あくまで 私の体験による記事です。


✴︎写真 マレーシア バトゥ洞窟



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