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進め!探究さん①ー「総合的な探究の時間」ってなに?

今年4月、「探究コーディネーター」なるものを拝命した。「探究コーディネーター」ってなんだろう?「探究」をコーディネイトする人ってことだから、教科、校内、校外の「探究」に関わることを調整しまとめる係ってことかな?

「探究コーディネーター」と言われて最初に頭に浮かんだのは、「総合的な探究の時間」のこと。これまでの「総合的な学習の時間」(いわゆる「総合学習」の時間)が改定され、令和4年度から高等学校では「総合的な探究の時間」として実施されることが決まっている。

小・中での「総合的な学習の時間」を踏まえて、高等学校では社会生活の中から自ら課題設定を行い、探究の見方考え方を用いて解決する力の育成を図っている・・らしいでも正直、「学習」から「探究」に看板が変わっただけじゃないの?というのが現場の感覚。そこで「総合学習」と「総合探究」では何が違うのか。わかりやすい図があったので引用。

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う〜ん、わかるようなわからないような。「自己の在り方生き方と一体的で不可分な」というのは、自分の生き方や自分のキャリア形成に関連する課題を設定し解決していくってことなのかな。遠く離れた誰かの「課題」ではなく、自分の地域の課題や身近な問題、自己実現に関わる課題だったり、そういうものに取組んでいくことなのだろう。

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「探究における生徒の学習の姿」(「学習指導要領解説」から引用)。くるくるとスパイラルで探究を回していく感じね。これはもちろん、課題を回していく、ということだけでなく、「探究の見方、考え方」をより高次にしていくってことなんだろう。

「総合的な探究の時間」 第1 目 標
探究の見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,自己の在り方生き方を考えながら,よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 探究の過程において,課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成 し,探究の意義や価値を理解するようにする。
(2)実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析 して,まとめ・表現することができるようにする。
(3)探究に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,新たな価値を創造し,より よい社会を実現しようとする態度を養う。

というのが目標。あとは各学校の特色に合わせて計画、実行してね、って。

あ〜〜!よく読んだら・・あった!「探究コーディネータ」の文字が・・・

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総合的な探究の時間推進担当(コーディネーター)!おお!何なに?「総合的な探究の時間の充実に向けた方策の企画・運営、研修計画の立案、教師への指導・支援」・・・ぬぬぬ。充実させるための何か具体を考える人ってことなのね。探究のための教員研修とか、講演会だとか外部連携とかするってことかいの?とりあえず、「探究の時間」のプログラムを作る人ではなさそう。探究の時間を作ろうと思ったら、たいへん!

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いや〜これは流石に、学校組織全体で作っていかないと。学校が設定する目標。ここからスタート。さて動き出しますか。

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