一級建築士と考える医療介護の場・空間④
嬉の里

一級建築士と考える医療介護の場・空間④

O-project沖縄から世界に笑顔を

★施設見学の続き

4階屋上テラスには、お家をイメージし、洗濯室からは直接外にでて
洗濯物が干せるスペースもある。また足浴スペース(写真左側)も
設けており、利用者様にとって憩いの場となっている。

屋上テラスからは、絶景を一望できる。
立地も良く、贅沢に感じるほどの空間であるが、
これでも工事費予算は、他の施設と変わりないとのこと(むしろ変えてはいけない部分。助成金の兼ね合いもあり、県の指針で決められているそう)。

テラス横にあるラウンジスペース。窓の外は絶景が広がる。
「良い家のリビングって感じですね!」と参加者からコメントもあるほど、居心地がよい。
「利用者様の誕生日会を家族でやりたい」
「スタッフのミーティングをやりたい」等、用途は様々。
キッチンには、将来的にビールサーバーを置けるようにと
スペースも設けている。
※飲酒に関する基準は、施設によっても異なります。

入居者様の部屋が並ぶ廊下。天井が他の施設よりも低い造りとなっている。天井が高くなると予算も掛かる。
(造りが大きくなれば材料費が掛かり、重さも増える為)

各フロアの廊下には4箇所、パソコン等も使用できる
作業スペースを設けており
利用者の方々が使用するのはもちろん、施設スタッフの方が書類業務などをする為の、作業スペースとしても活用できるようにしている。

廊下の照明も、廊下の真ん中に設置するのではなく、あえて壁側に設置し、白い壁を照らすようすることで、面を明るく見せる工夫もしている。

4階には個浴と大浴場がある。
個浴には住宅用のバスタブを入れており、
3方介助が出来るようにセッティングしている。
窓を大きくして風通りを良くしている。
仕事している方も快適に出来るように意識しているとのこと。
大浴場からは絶景が堪能できる。
浴槽に設置している手すりは、直接床に繋げてしまうと汚れの付着・蓄積の原因になるので、あえて浴槽淵に繋げるように設置している。

2・3階には、施設基準の関係から玄関を設けている。
格子にすることで、空気が回りやすくなるようになっている。
玄関の高さは低め。ほとんど車椅子使用の方が多い為、入居者さん目線で設定することで、落ち着く空間に出来るよう配慮している。

ちなみに、1階エントランスホールの中庭から4階にかけて吹抜けがあり、
各階のテラスの位置、窓の設置場所・形状を変えることで、
どこからでも上階の様子を見ることができ、開放的な空間を作っている。


セミナーのレポートは、次回投稿で最後です!
次回は「アフタートーク&おまけ」です。


しゅうじ

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