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コウノドリ

私は産婦人科で大きなトラウマを抱えました。
それは、助産師さんからのたった一言だったのですが、20年経った今も私を苦しめています。

産婦人科での診察でも嫌な気分を何度も味わいました。

子どもを持たない選択をした女性が婦人科検診に行って嫌な目に会うってなったら、行く人少なくて当たり前に感じてしまう…そんな私も居りました。

しかし、この漫画を読む中で、これは作品ではあるけれども、産婦人科でのリアリティをとても受け取りました。

そのリアリティは、赤ちゃんを体内に宿す人間に対する真剣さです。
そこには愛が溢れていました。

私の堕胎によるグリーフ反応は今も癒されていません。きっと、生涯抱えるものなのでしょう。

鴻鳥サクラ先生を始めとする出演人物達は、お母さんと赤ちゃんに対してとことん向き合っている作品です。

愛着障害を抱え、母とも距離を置いた私。
堕胎を選んだ私。
この作品の中で私が癒しを得た場所が有りました。

ドラマ化もされた作品です。
また、COVID-19禍の産婦人科を舞台にした新たな連載も始まった所です。

人間は産まれた瞬間が有るから生きています。
その瞬間を支えて下さる方々の漫画
良かったら、手にとって見て下さい。

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