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皆様の執筆された心に留めたいnote記事を集めさせて頂いております。 素晴らしい作品に感謝です。
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2023年1月の記事一覧

安楽死を行うのは誰か~安楽死制度を議論するための手引き05(第1部)

安楽死を行うのは誰か~安楽死制度を議論するための手引き05(第1部)

論点:議論は国家・個人的信条・社会的慣習などから自由であるべきである

 前回の記事では、「医師はそもそも安楽死制度の実行に関わるべきでは無いのではないか」というテーマについて議論の進め方を書きました。

 今回の記事では、安楽死制度を議論する上での最大のタブー「個人的信条を安楽死制度の議論に持ち込まない」について取り上げます。

わかりやすいタブー:経済と安楽死を結びつける議論

 いきなり「個

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天国

天国

気持ちが暗いとき急に空が晴れてきたり、歩いていたら好きな曲が流れてきたり、異様にパンがうまく焼けてしまったり、ふらりと入ったカフェのコーヒーがばつぐんだったり、新しく買った靴がすごく歩きやすく足にフィットしていたり。
そういう小さないいことがどんなに人の心の力になっているか、そういうことがないと、いかに人心が荒むか。
いつも書いていますが、いくら言っても言い足りないくらいです。

ハワイっていうと

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ヴィーガンを「マイノリティ」と言われたときに感じた違和感の正体。

ヴィーガンを「マイノリティ」と言われたときに感じた違和感の正体。

今日は、ヴィーガンの方々に感謝していることを告白しなければならない。

あれは昨年12月のこと。Twitterのタイムラインを眺めていた私は、次のような記事を目にしたのだ。

クリスマスを2週間後に控えて、動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が、渋谷のケンタッキーフライドチキンの店舗前で、サンタクロースの扮装で、「ヴィーガンになってクリスマスにチキンを食べるのをやめよう」と

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