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うんことソフトクリーム🍦


2022.1.15  小学生対象のボランティア活動

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〜自己紹介〜
プレイワーカー「おけまる」です。
自動販売機より身長高いです🥫
「遊び」に関する様々な団体で活動(修行)し、その実践に触れ、色んな人と向き合い関わり合いながら「どんな遊び環境を作りたいのか」ということを模索しています。
想いについて詳しくはこちらをご覧ください。

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今日は、毎月行っているボランティアに行きました。かれこれ5年目の付き合いです。
休日に小学校に行って、グラウンドでとことん遊びます。遊びを重ねる事で一人一人との思い出や関係性ができていき、みんないつも楽しみです。地域とも繋がり合いながら、温かく子ども達を見守っていこうという活動です。


フリースロー対決

今日1番盛り上がった遊びは、バスケのフリースロー対決。始まった経緯は、まずバスケの戦いを一度した後、まだ興奮冷めやらぬ子と僕と目が合い、二人でできる事はと考え、フリースローを開始した。フリースロー自体もおもしろいが、今回の目玉は得点板とフリースローの混ざり合いだ。

まず、フリースロー対決をやろうとなってから、得点板を地面に書いてみた。その時一緒にやる男の子の名前を知らなかったので、プレイヤーネームを聞いてみた。すると「うんこ!」と答えたので、うんこの絵を描いた。すると僕もプレイヤーネームを考えなきゃと思い、ソフトクリームにした。理由としては、うんこから着想したと言う、あえて安直な、わかりやすい理由。

またそのプレイヤーネームがおもしろい。フリースローをする中で、次第にこんな声が聞こえてきた。「うんこがんばれ!」「うんこ入った!」「うんこ外れた!」うんこが柔軟な遊びの雰囲気を作ってくれた。フリースロー対決第一回が終わった時に生まれた感動がとっても大きかったのも、そのおかげかも。その後、面白そうな雰囲気に「いれてー」と混ざった二人を加えてからも、「うんこvsソフトクリーム」のパッケージは変わらず、「おれうんこね!」「じゃあこっちはソフトクリーム!」と受け継がれていった。

絶妙な難易度だったこともおもしろかった。ゴールは運動会で使う玉入れの入れられる方のあれ。球はバレーボールの柔らかいボール。「ゴールが小さい×柔らかくて投げづらい」のコンビネーションで絶妙に入れづらかった。しかしその分なのか、入った時の感動は、ついついガッツポーズをしてしまうほどだった。

勝ち負けにこだわるわけではなかった。心繋げたみんなで「うんこ」を分かち合い、ソフトクリームにジワる空気感。それが良い土壌となり、ただの感動ではなく、それを増大させ、みんなに浸透させていく大きなフィールド的効果になっていったのだろう。


遊び自体(フリースローのやり方)を工夫するのもおもしろいが、遊びの周辺の雰囲気・世界観を充実させることによる、遊びの面白さに改めて気付かされた。遊びはやっぱり、とんなひととどんな風に遊ぶのか、それが大事だなと思った。

ぼくは学童やプレイパーク、ボランティア等で子ども達と関わっています。原体験がその人をつくると、『心アツくなる思い出が出来ちゃう』そんな関わりを大切にしてます。詳細はトップ記事をご覧ください 前置きが長くなってしまいました。頂いたサポートは活動の際の何かに使わせて頂きたいと思います