#3　家でラーメン作っちゃおうぜ【レシピ】

インスタントラーメンじゃないですよ。

男なら誰しもが一度は憧れたことがあるのが、「自宅でラーメンを作ってみたい」だと思います。

今日は自宅で作る、シンプルな王道ラーメンのレシピを載せてみます。今noteを呼んでいる貴方が女性ならば、旦那さんや彼氏にこの記事を教えてもいいですし、男性ならば、この記事を見ながら家でラーメンを作ってみてほしいなと思います。

僕自身ラーメン屋さんでも何でもなく、「家でラーメン作ってみてぇ～」と週末に時間潰し目的で何度か作ってみた通りすがりのサラリーマンです。

本当は日本全国で特徴の違う美味しいラーメン巡りの旅なんかもしてみたいよな。なんなら中国の拉麺を食べに行きたい。ですが、こんなコロナ禍だからこそ家で時間をかけて楽しみたい自分だけの、自宅ラーメンもいいじゃない。

まずはネギ油から

最初に是非やっていきたいのがネギ油作りです。ネギの青い部分は１～２本分あれば作ることができますので、是非作って下さい。

これがあるかないかで出来上がりの風味も大きく変わりますし、何よりネギ油は汎用性が高く、野菜炒めやチャーハンなどにも使えますし、冷や奴に少し垂らすだけでもとても美味しいので、食卓で邪魔者扱いされることはないと思います。

【ネギ油】（所要時間：20分程度）
ねぎの青い部分　お好み
サラダ油　ひたひたになる位

１．ねぎを刻み、フライパンにねぎと油をひたひたになる程度に注ぐ。
２．弱火で煮込み、ねぎが茶色くなりだしたらざるなどで濾す。

自家製チャーシュー

続きましてチャーシューを作ります。
じっくり煮込んでほろほろに。どうしても時間がかかりますが、女心とチャーシューはじっくり火を入れるとほどけるものです。家で沢山つくると必然的にチャーシュー麺になるというお得感も付いて回りますね。

何よりこの自家製チャーシュー、本当に美味しく、これひとつだけで最高のおつまみとして主張できますので、食卓で邪魔者扱いされることはないと思います。

【チャーシュー】（所要時間：２時間半程度）
豚肩ロース　５－６００ｇ
ねぎの青い部分　１本
しょうが　１片
＊醤油　100ｃｃ
＊みりん　50ｃｃ
＊砂糖　大さじ２
＊酒　50ｃｃ　

１．豚肉にフォークで穴をあけ、フライパンで全面焼き付ける。
２．ねぎとしょうがを入れ、１時間程度下茹でする。
３．（＊）を加えて、水が減ったら適宜足しながら１時間半弱火で煮る。

出来立てで勿論すぐ食べられますが、かなり肉質がホロホロになっているので、一度冷ますと包丁で切り分けやすいです。

ちなみにチャーシューのタレを使ってラーメンを作っていきます。あ、あとゆで玉子を作ってこのタレに漬けておくと味玉の出来上がりですよ。

鶏がらスープ

続きまして鶏がらスープ作り。正直、「麺」を作るハードルはかなり高いと思っているのですが、このあたりまでなら割と家庭にある器具や食材で作ることができると思っています。

……といいつつ、鶏の丸ガラなんて買ったことないよね……。

どうなんでしょうね。僕の近くの食肉店では普通に売っていますが、皆さまのお近くではいかがでしょうか。精肉屋さんとかだと置いてあると思います。しかも100円とか200円くらいの激安価格で買えるはずです。

普段なかなか手にしないものなので目に入っていないだけで、案外行きつけのスーパーの肉売り場の端っことかにも置いてあるかもしれません。

【鶏がらスープ】（所要時間：２時間程度）
鶏丸ガラ　１羽分
ねぎの青い部分　１本分
しょうが、にんにく　各１片
水　１リットル強

１．鶏丸ガラを２～３分下茹でし、よく洗って汚れを落とす。
２．鍋に水を入れ、（１）、ねぎ、しょうが、つぶしたにんにくとともに１時間半ほど弱火で茹でる

スープを自分で取ってラーメンを作ったら、インスタントのレベルを超えて自宅でラーメンを作ったという域に入っている気がします。

時間のかかるチャーシュー作りと並行して作ればいいんじゃないかなと思います。

王道醤油ラーメン

ここまでくればあとは麺を茹でて盛り付けるだけ！　時間をかけた甲斐がありました。是非美味しい醤油ラーメンを堪能してください。

【王道ラーメン】　１人分　（所要時間　１５分程度）
中華麺　１玉
ねぎ油　大さじ1/2
ねぎ　1/4本
チャーシュー　お好み
味玉　１個（チャーシューのタレに漬けておく）
メンマ　お好み
＊チャーシューのタレ　大さじ２と1/2
＊しょうゆ　大さじ１程度
スープ　300ｃｃ

１．ねぎは小口切り、チャーシューはスライス、味玉は半分にする。
２．どんぶりにねぎ油、（＊）を入れ、鶏がらスープ300ｃｃを注ぐ。
３．茹でた中華麺を（２）に加え、（１）、メンマをのせる。

麺を作るところまで入れるとちょっとハードル高すぎるかな、と思いますが、ギリギリここまでは、作ろうと思えば誰でも作れる週末イベント料理感あるんじゃないかな…　と思います。

え？？十分ハードル高いって？？

でもね、自分で作ったこともあり、ここまで作ると感動もひとしおです。そして最後にこう思うんです。

店で食べた方がコスパいいなと。