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実はBUCK-TICKも若かりし頃にハマりまして・・・
いまだにベスト盤を聴いていたり、カラオケて歌ったりと、青春時代のバンドとして忘れられないんですよね。

「見えないものを見ようとする誤解 全て誤解だ」は、初のベスト盤「CATALOGUE 1987-1995」にも収録された一曲です。


この最後の歌詞が、いま改めて読むとグッとくるものがあります。

真実を知るには 此処にいても見えない
真実を知るなら 此処にいてはいけない


いま自分がいるところから真実を見ようしても、実は見えない。
ここから離れたところに行って、客観的に見つめないと、真実を見つけることはできない。
なのに、いまいるところから真実を見ようとしていることは、間違っているんだ。見えると思っていること自体が誤解なんだ。

そんなことを感じさせてくれます。


これはキャリアカウンセリングに通じるものがあると思うんですよね。
揺らぐ自分の立ち位置から真実を見ようとしても、それはフィルターを通した「わたしにとっての真実」でしかなく、客観的に見た事実とは異なるわけです。
なのに「きっとこうに違いない」「こうであるべきだ」と、あたかも自分の捉えたものが全てであると思い込んでしまうところに、認知の歪みがあるということです。

30年近くの時を経て、この曲を聴き直すとまた新たな発見がある・・・こんな感覚が得られるって面白いものですね。

あなたにとっての青春の一曲ってなんですか?
そこにはどんな意味を、いまは感じていますか?
懐かしむついでに考えてみるのも面白いですよ。



明日も佳き日でありますように

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