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#59 つわり中に食べれた食事・食材をまとめてみた。

2021年7月27日。

この記事では、私がつわり中に食べられた食材と食べられなかった食材を紹介します。

✓ つわりで食べられない
✓ つわり中に何が食べられるか知りたい
✓ マタニティライフを楽しみたい(楽しんでほしい)

と考えている女性、そんな女性のパートナーの参考になれば嬉しいと思う。


私のつわりの状況

自分と同時期に出産した友人・知人がいないので、自分のつわりの程度が重いか軽いか比較はできないが、個人的には重い方だったと思っている。

症状は下記のとおり。

✓ 毎日毎食、食べられるものが違う
✓ 横になってるのが一番ラク
✓ 壁にもたれて座るだけで精一杯
✓ 慢性的なふらつき&吐き気&眠気
✓ 腹痛に襲われると脂汗をかく
✓ 数ヶ月、だるくて生きた心地がしなかった

緊急事態宣言と期間が被ったおかげで在宅勤務だったから仕事と両立ができたけど、コロナ禍前と同じように出社をしなければならなかったら、間違いなく欠勤続きだった。

ちなみに、妊娠前は健康そのもの。平均より小柄で痩せ型。食事はバランスよくモリモリ食べるし、事務に通っていたので定期的に運動もする。病気も、季節の変わり目に風邪を引くことはあるけど、市販の薬を飲んで治癒。ストレスでメンタルが病んだこともあったけど、自力でどうにか解消。入院経験もなし。めったに病院にも行かなかった。


私のつわり中の生活スタイル

「妊娠中の生活リズムが胎児の生活リズムにも影響する」と聞いたことがあった。真偽のほどは不明だが、鵜呑みにしてできるだけ0時に就寝するよう心がけていた。

が、理想は理想にすぎない。

出産までに仕事以外のやりたいことがありすぎ、かつADHDの影響で過集中モードに入ることが多かったので、妊娠してからパートナーと同居するまでの半年間は夜ふかししがち。つわりでやりたくても気力がわかないことがプレッシャーになり、根性論でどうにかしようとしていた。

パートナーの出勤が早かったこともあり、同居後は早寝早起きにシフトした。が、仕事にしても自分のやりたいことにしても、パソコンを使うので、ほぼ24時間座りっぱなしだった(これが私の場合は切迫早産になった原因でもある)。

他の妊婦さんも在宅勤務ができたとは限らない。むしろ、体調が悪くても妊娠前と同じ生活をせざるを得なかった方のほうがはず。マスク着用が必須な状況だし、体力的にもキツかったのは容易に想像ができる。


つわり中に食べれるものを探すのは苦労する

つわり中の食事はかなり気になった。

第一に胎児の成長。自分が食べたものがそのまま栄養として届くから「バランスよく食べなきゃ」とか、太りにくい体質になってほしいから「糖質を抑えなきゃ」とか。専門家のコラムを読んでも書かれていることが違うので、調べるほどに無限ループにはまって、わけがわからなくなる。はじめのうちはインターネットで調べまくっていたが、情報に振り回されてしまって精神的に身がもたないので調べるのをやめた。

もっともタメになったのは「食べれるものを食べればいい」という、出産経験のある同僚の言葉。とはいえ、妊婦さんによって食べられる食材が違うから、誰かが食べれても誰かは食べられない。自分にとって正解の食材はあれこれ試して探すしかないのが正直なところだ。


つわり中に食べれた食材・食べれなかった食材

ただ、個人的に「これは参考になるかも!」という考え方も含めて紹介すれば参考になるのかなと思ってもいる。

<私がつわり中に食べれた食材>
✓ 白米(1日で2合食べきることもあった)
✓ トロピカーナの100%グレープフルーツジュース
✓ 豆腐(味噌汁に入れても、冷ややっこにして食べてもOK)
✓ 納豆
✓ フルーツゼリー(みかん、桃はヘビロテしていた)
✓ 塩・コショウのみで味付けをした肉
✓ 6Pチーズ
✓ 餃子
✓ フルーツ
✓ 煮物
✓ 麦茶
✓ ヨーグルト
✓ 温野菜

<私がつわり中に食べれなかった食材>
✓ とろけたチーズ(ドリア、グラタン、ピザ系)
✓ キムチ
✓ ラーメン・焼きそばなどの麺類
✓ 生野菜(サラダ)
✓ 雑穀米(大麦)

同じ食材でもメーカーとか食感によって「食べれる」「食べれない」がある。

私の場合は、グレープフルーツがそれに当たる。トロピカーナの100%グレープフルーツは飲めたけど、他のメーカーの粒入り100%グレープフルーツは飲んだ直後から気持ち悪くなった。

また、レタスが生のまま食べれた日があったけど、その翌日にはニオイさえも受け付けられなくなって吐き気が止まらなかった。キャベツの千切りなら食べれた。私の場合、青臭いものは受け付けないらしい。

これまでは自炊派。ネットスーパーで2週間分くらいまとめ買いをしていたが、食べきれなくて食材を腐らせてしまうことが多かった。食べられる食材でも量が日によって違うので、「食べたいのに食べたいものがない」というときもあった。

私のように、つわり中にひとり暮らしをされてる方は、妊娠前より食費がかかると覚悟して、予算を多めにしておく。そして、「その日食べたいものを食べる」というのがストレスのない方法だ。


まとめ:つわり中は無理に食べようとしなくてもいい

身体が資本なので、つわりがひどいとはいえ、食べられるときに食べるに越したことはない。が、食べようって意識がプレッシャーになってうまく食べれないときもあるから、「食べれるときに思いっきり食べる」くらいのスタンスがちょうどいい。

もっとも大切なのは、今つわりで苦しんでいるであろうあなたの体調だ。もちろん、胎児がいるから自分ひとりの身体ではないし、胎児が順調に育つためには食事が大切ではある。

けど、そこに神経質になりすぎてストレスになるのは、あなたにとっても胎児にとっても悪影響を及ぼすのではないか......とも思う。

どんな経緯であれ、妊娠して出産を決めた女性は強い。もちろん、不安はあるだろうし、小さな変化であっても一喜一憂することはある。それは、自分が母親という存在に近づいているサインでもあると思っていてほしい。

つわり中は何かとしんどく感じることが多い。体調によって、できることもできないこともかなり変わる。

振れ幅が大きすぎて戸惑うし、私のようにやりたいことがある方なら、多少無理してでもやろうとするかもしれない。何をするかは本人の自由だし、私がとやかく言うことでもないけど......無理をしすぎると、後々の体調に影響が出る。それだけは頭の隅に置いておいていただきたい。

無事に出産できる日はやって来る。それまで、できるだけ穏やかな気持ちで過ごしてほしい。

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