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039.コロナ時代の愛

(1Aメロ)
バカでも風邪を引くって
証明したぼくさ
付き合ってもないのにさ
心配したきみは
ぼくの部屋まで来てさ
看病してくれた

(1Bメロ)
前から好きだったんだなんて
うなされるように言ったらさ
わたしもそうだよなんて
きみが言ったんだ そして

(1サビ)
マスクを外して
ゆっくりキスをした
ウイルスを介して
ぼくらは愛に感染する
冷めないで この甘い熱
いつまでも いつまでも


(2Aメロ)
マスクが常識になって
隠された唇
見つめたいって思ってた
触れたいって思ってた
まさかこんな風邪の日に
叶っちゃうなんてね

(2Bメロ)
ぼくの風邪がうつっちゃう
ヤバいと思って言ったらさ
うつしたっていいんだよって
きみが言ったんだ そして

(2サビ)
リスクを無視して
じっくりキスをした
ウイルスを介して
ぼくらは愛に感染する
冷めないで この甘い熱
いつまでも いつまでも


(Cメロ)
ぼくの風邪が治ったら
もしもうつっていたとして
きみの風邪も治ったら
外でデートしよう そして

(ラスサビ)
マスクを外して
こっそりキスをしよう
ウイルスが消えても
ぼくらは愛に感染する
マスクを外して
たっぷりキスをしよう
ウイルスがなくても
ぼくらの微熱は続く
冷めないで この甘い熱
いつまでも いつまでも


【self writer notes】
コロナ以降、恋愛の仕方や進み方って変わったよね?という観点から物語化しました。

感染症対策として日常的にマスクをする人が増えて、それ自体は悪いことではないけれど、さりげないキスとかしにくくなったのではと。余計なお世話ですが。

歌詞中では「風邪」と表現していますが、コロナも含む感染症の総称というイメージで使っています。

タイトルはノーベル文学賞作家ガルシア=マルケスの作品「コレラ時代の愛」より。
象徴的に「コロナ」というワードを立てています。

一瞬、ELLEGARDENへのオマージュも。

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