今週の瞬殺飯（12/16〜12/20）

2019年12月20日 23:23

こんばんは。
今週は、世紀の発見をした。

おとといの夕方、散歩がてら子ども達とスーパーへ行った時のこと。ふたりは、youtubeで見たヒカキンコラボのベビースターを食べてみたいと言っていて、もう売ってないんじゃないかなぁと思いつつ、探しに行くことにしたのだ。

ベビースターは案の定ふつうのチキン味しかなくて、しょうがなく「ひとり１つずつね」と言ってお菓子売り場に放流した。パン売り場で朝食のパンをカゴに入れ、お菓子売り場へ戻る。すると、娘はじゃがりこを、息子はチョコパイを持って満面の笑みを浮かべていた。

じゃがりこは普通のカップだが、息子のチョコパイはファミリーサイズの大袋で、９個入りと書いてある。5歳の息子が、それをぎゅっと胸元で抱きしめている。お、おお…？あまりのかわいさに降伏し、そのままカゴへ入れる。彼はかわいいから家族全員に配るはずだ。

そうして、帰宅して息子がチョコパイを１つ食べた後、私は世紀の発見をした。チョコパイを食べた息子からは、クレープの匂いがするのだ。

幼児のいる家庭で、ぜひ試してみて欲しい。チョコパイの、チョコとクリームの匂いと、あたたかい子どもの肌の匂い。クレープだ。チョコクレープだ。私は感激して、娘とふたりですんすん嗅いだ。だからなんだと言う話なんだけど、美味しそうな良い匂いなんだよ。

それでは、今週は再び平和な瞬殺飯。瞬殺じゃない日もあるけれど、広い心でお楽しみください。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺（すぐできる）
・食べるのが瞬殺（家族が喜んで食べる）
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい。

✳︎月曜日
・白菜餃子
・大根の漬物
・きゅうり海苔和え
・卵の黄身のだし醤油漬け
・ごはん
（所要時間：4６分・焼き時間別）

大きな大根と白菜をいただいたので、大根は前の晩のうちにゆず皮と漬けて、白菜はたっぷり刻んで餃子のタネに入れた。カリッカリに焼き、私は酢とコショーで食べる。最高。こみ上げる台湾に行きたい病をラガーで鎮める。餃子は子ども達も食べるのが早くて、清々しい。

▶瞬殺ポイント
餃子って瞬殺でつくる方法あるのかな。白菜を適当に切ること、肉と混ぜ合わせる前の塩もみも適当なのでやや早い。それでも美味しいから餃子ってすごい。

✳︎火曜日
・おでん
・大根の漬物
（所要時間：火にかける時間は長いけど、調理はすぐ）

おでんのみ！つけて食べる甘味噌も市販のもの。大根、人参、はんぺん各種、卵、もち巾着、牛すじ、ちくわぶ。
子ども達にいちばん人気のちくわぶは、いつも足りなくなるから２袋分投入した。大きな鍋におでんが煮えていれば、少なくとも２日は安心。

▶︎瞬殺ポイント
おでんのみ！と決める気持ち。
それからよく驚かれる人参は、よく洗って皮のまま輪切りして、大根と一緒に下茹で。これが意外においしくて、おだしがじんわり甘い。

✳︎水曜日
・ブリの照り焼き
・おでんの残り
・コーンバター醤油炒め
・大根の漬物
・ごはん
・きゅうりとマヨネーズ
（所要時間：17分）

おでんは柚子胡椒と甘味噌で。昨日より味が染みていて、断然おいしい。
おでんがまだたくさんあるので、ブリ照りとコーンバターのこってりを追加。ごはんが進む。全部おいしい！と好評だったけど、やはり一番人気はちくわぶ。すっかりおだしを吸ったちくわぶに、甘味噌をつけて食べる。

▶︎瞬殺ポイント
野菜が全然ないなーと独り言のように言ったら、娘が「私さ、きゅうりにマヨネーズをつけて食べたい！！！」と。ずっと食べたかったらしい。いつも要らんことしてたんだな…マヨという原点回帰。悲しいかな瞬殺。

✳︎木曜日
・ミネストローネ
・高級食パン
・チーズスプレッド
（所要時間：15分くらい、煮込みはシャトルシェフ放置）

この間、おいしい食パンを「ほじほじ」食べしたのが忘れられず、また買いに行ってしまった。２斤800円、安く思えてくるから不思議。だってほら、３人で食べたら300円／人もしないじゃない？

食卓にふわふわの食パンが鎮座する姿は神々しくて、子ども達はおおはしゃぎだし、ミネストローネにばっちり合うし、よつ葉のチーズスプレッドも素晴らしい。夫が飲み会だったから、赤ワインも少し飲む。とても美しい食卓に思えるから不思議。息子は、「しょくぱんせんもんてん」のお話をノートに書いて上機嫌だった。

▶︎瞬殺ポイント
なし

✳︎金曜日
・白菜とゆずのスープ
・ケイちゃん焼き
・魚河岸揚げと里芋の煮物
・卵の黄身のだし醤油漬け
・ごはん
・トマトカレー
（所要時間：36分・途中、おやつの焼きりんごを作った時間含む）

怒涛のお片づけ。トマトカレーはミネストローネの二毛作、魚河岸揚げはおでんに入れ忘れたもの。めんどくさくて手付かずだった里芋と煮た。唯一ちゃんと作ったのは、有賀薫さんの白菜とゆずのスープ。とろとろの白菜とゆずの酸味が優しい。いつもある食材にゆずを足すだけで、特別感があって楽しい。すごいなぁ。

▶瞬殺ポイント
ケイちゃん焼きは、岐阜の鶏肉料理。パックに入って売っていて、キャベツを切って一緒に炒めるだけ。5分で出来て助かる。

【今週のMVP】
卵の黄身のだし醤油漬け

卵の黄身を、いろは醤油に漬けたらおいしかった…！
これがレシピだと言ったら怒られてしまいそうだけど、ねっとりしてとてもいい。がまんできなくて１日も漬けていられないのだけど、もうちょっと長く漬けたら更にいいだろうな。

白いごはんの上に載せた瞬間、黄身がとろりとして美しい。娘の恍惚とした表情に、心が癒える。

今週もおつかれさま。

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