硝子に映る無気力 誰も知らない擬態 蛇蝎を騙して様相を隠す 恥辱に沈む日輪 沸騰する夏の悪…
夜に出向くだけ 暗闇を訪れるだけ 昼間はあまりにも明るすぎるから 夜に出歩くだけ もう一度 …
微笑みが武装を解く 為されたように分かつ 幼い哀しみに別れを告げる ぼくの全章とあなたの一…
陶酔して服従する 信念など何でもいい 何食わぬ顔で 弄りものになる 分かっているはず 誰が正…
この世は吸血鬼 流す為に送られる 隠れた放火魔 炎に投げられる 何かを得る 苦悩なのか 執着を…
像を映す、汚れた鏡 そこに繋がりは無い 恋人で、虚ろで 石英の夢に浮かぶ顔 祈りは持ってお…
家で、高い山の絵を描く 頂上に佇み、燦々とする太陽 大きく広げた腕 眼下の濁った水槽に死は…
今日はとても素晴らしい 知り得る限りの日 明日まで待てない あまりにも待ち遠しい 目を閉じて…
ここで見たとき 硝子に映せなかった 翼みたいに 泣きそうなほど 流れるように漂う 素晴らしい…
満たされることない愚か者 気が付かないほど冷めてる 終わってるね 満杯の哀しみを袖から盗み…
このときは全てじゃない 幼い子どもを置き忘れて 立ち去ることはできない 常に変わっていく 決…
叶わない慣らし運転 提出日に追われる幼い未練 大通りを離れた送電線の上で 会うべきだったぼ…