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富山県一人旅の記録・4 雨晴駅って名前が素敵~高岡へ戻る


ということで、夫と娘(中三)を自宅に残して数十年ぶりの一人旅に出た時の記録を連載中。

バえよりも移動感、空気感のある景色や電車や町、食べたものなどを時折時刻を添えて時系列で並べている。
まだ初日継続中…。

ご一緒に旅気分はいかがでしょう?


氷見線 越中国分駅から徒歩でお隣の雨晴|《あまはらし》駅に向かったわたし。

30分弱でその手前にある「道の駅 雨晴」に到着。

まずはトイレに行って、それから雨晴駅発の次の上り電車までの1時間半をつぶしがてら中のカフェやお土産屋さんを見る。
二階、三階には海の見える展望スペースがあり、座って海を眺めることができる。

あ、二階では二人連れの女性が何度もお互いの写真を撮り合っていたので
、つい声を掛けて二人の写真を撮ってあげたところ、たいそう喜ばれた。
そしてお礼を言われた際に、そのうち一人は海外のかたとわかった。
先ほどのご夫婦といい、見たところ二人とも日本人なので、意外だったな。

さて、雨晴駅からの上り電車は14:32発。

駅付近もうろうろしたいので少し早めに道の駅を出た。

7、8分で駅に到着したので、そのまま周辺の散策をする。

海岸沿いの駅として有名な割には味気ない駅舎。時刻は13:57。
駅を通り過ぎると踏切があり、その先に海が見える。
その先の海岸にも出たが、流れ着いた?ゴミが多くしかも砂浜というより土っぽい浜。
再び駅に戻ると下り電車がやって来たので撮影。
青空だともっと空も海も映えるだろう。
ホームの待合室の窓からは海が見え、波音も聞こえた。
こんな感じの距離感。


そして、やってきた上り電車は、行きよりはだいぶ混んでいる。

先ほど歩いた道沿いを電車は走っていく。


窓の外は海。
映画「千と千尋の神隠し」の電車シーンを思う。


15時前に高岡駅に到着。

改札の窓口でsuicaの精算をする。

富山駅ではsuicaで入場したが、そのまま高岡駅で改札を出ることなく氷見線に乗り換えをした。
氷見線はsuicaは使えず、越中国分駅では現金で支払いをして降車。
雨晴駅では高岡までの切符を現金で買ったため、suicaには富山駅での入場の記録だけが残っていたからだ。

ということで富山~高岡駅間の料金を支払い改札を出た。


あら、静かだわ…と思った駅構内。
写真には写っていないが右手のベンチスペースに
ストリートピアノがあった。


ピアノの近くにあるドラえもんポスト。
ドラえもんの消印がつくとのことで、ハガキの一枚でも自宅に投函しようかと思ったのだが、
結局その余裕はなかった…。


次の目的地を目指して駅を出て、地方によくある片側二車線の広~い道路沿いを歩いていると、理容店のサインポール大盤振る舞いに出会う。

現代アート?!
帰り道のライトアップバーションは次回。
15:10の利長。
15:11の利長くん。



ということで高岡駅から徒歩10分程度で到着したのは、瑞龍寺。
(拝観料 大人 500円)


瑞龍寺は、加賀藩2代藩主前田利長をとむらうため年の離れた異母弟であった三代藩主利常によって建立された寺。
跡継ぎに恵まれなかった利長から家督を譲られた利常はたいそう恩義を感じており、それを形にしたのがこの国宝ということらしい。


平日の15時過ぎに入ったため(当日の拝観は16:30までだった)空いていたが、予想以上によいところだった。

で、撮影した最初の写真がこれ↓なのには、訳がある。

敷地一番奥にある法堂の廊下。
取りあえず柱の木目に注目しておいてほしい。



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