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高校の時の噂・友達のことで驚いた・1

取り敢えず前振り


中・高が一緒だった友達がいた。
わたしと同じくらい背が高くて、ノリもわりと合っていたので同じクラスになった時、仲が良くなった。

今回その子にまつわる噂話を思い返していたら、例により芋づる式に他の出来事も浮かんできた。
ので、これも背景から入ろうと思う。


まずは、その友達絡みで今もネタにできる中学時代のエピソード。

なんの時間だったか忘れたが、その友人が頭痛がひどいということで保健室に行きたいという。
わちゃわちゃした時間だったので、授業中ではなく昼休みとかだったのかなあ。
で、頭痛でうつむくその友達をかばうように連れつつ、職員室に行った。

職員室は、入り口の床にテープでスペースの区切りがあり、生徒が無断でそこを越えてはいけない。
取りあえず、そこから先生を呼ぶ習わしであった。
担任に保健室に行く旨を伝えるため友人を連れて職員室に行ったわたしは、そう遠くはない場所にいた担任に至極真面目にこう言った。


「先生、○さんが頭が悪いので保健室に行ってきます」

そこで、すぐ近くにいたその時は担任じゃないが以前担任だった男の先生にいきなり爆笑された。
わたしはなんで笑われてるのかわからず、ポカンとしていたと思う。


その後、近くにいる他の先生にも笑われ、先生には「ほら、○も笑ってるじゃないか」と。
こともあろうに、頭痛に苦しんでいた友人もうつむきつつ肩を震わせていた。
で、やっと自分が言ったことに気づかされたわたし。

「具合が悪い」と「頭が痛い」いう言葉が浮かんでいたせいだと思うが、口から出た時は、そんなカタチになっていたのだ。

その後、複数の先生が、教室でこれをネタに笑いを取ったらしい
最初に爆笑した先生も、わたしのクラスの授業でも改めて披露…。
まあ、どうぞ笑って下さいって感じだったが。

とまあ、そんなエピソードを共有したような友人だった。
周りからは「親友」と思われていたフシがあったが、実際のところはそこまで濃い関係ではなかった。
わたしは帰宅部(つまり無所属)で、彼女の方が運動系部活などやっており、交友関係も広かったため、より親しい人が多く思えた。

もう一つ、中学修学旅行前に、わたしが行く美容院に一緒に行って(たしか行きたいと言われた)、前髪をシャギーにされた友達。
不満と不安が混じったような表情の友達を前に、美容師さんはわたしに「似合うよねっ??」と強く同意を求め、「うん」と答えたものの、(似合ってないし)と思ったこともよく覚えている。


ともかく、その友人と同じ高校に進むことが判明したので(事前にどこ受ける?と相談し合うことはなかった)、入学直後や可能な時は一緒に電車通学や帰宅をしていた。


思い返すと、それなりに時間は共にしていたのだろう。
あ、クリスマス間際の帰宅時、クリスマスツリーがデザインされたピンバッチを贈ってくれて、文字通りのサプライズですごく嬉しかったことは覚えてるな。
そういうことするタイプでも関係性でもないと思っていたし、数百円のそれが、今まで貰ったプレゼントの予想外過ぎて嬉しかったランキング一位かもしれない。


金額じゃないんだよね、そういうの。
タイミングとシチュエーションの奇跡みたいもの。

でもそれ、嬉しくて通学鞄に付けてたらラッシュ時にいつの間にか取れてなくなってた(泣)。
当時の満員電車は、降りる際に鞄を人の間から引き抜く作業が必要なほどだったのだ…。


と、また前振りだけで長くなってしまったので、あと二回話は次に続くのであった…。

次↓

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#笑えるエピソード #高校の時の噂




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