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「鬼が怖いから豆まきの日に保育園をお休みしたい」と言われたら

明後日は節分。
ところが昨日の夜、年中児の子どもが、鬼がこわいので豆まきの日は保育園をお休みしたい、と言い出しました。
そんな日の出来事。
同じような境遇のどなたかの参考になれば幸いです。


昨日の夜ふとんにはいったら、急に子どもが泣きそうな声で豆まきの日に保育園を休みたいと言い出しました。
こんなこと初めてで、無防備に鬼に泣かされていた去年までからの成長を感じます。

子どもによると、

先生が鬼に化けているとわかっていても、鬼の面がこわい。
豆を投げても何度も追いかけてくるのもいやだ。
昨日、最強の武器「鰯の頭」を作ったけどそれでもこわい。

とのこと。

安易に保育園を休まれるのは困りますが、
感情・原因・要求をちゃんと伝えられたので(私基準では100点満点)、その態度にできるだけ応えたいと考え、いろいろ覚悟しました。

午前中に下の子のシッターとして来てもらう産後サポーターさんに、上の子の相手をしてもらえるかを相談しないとな。
金曜に休むなら、週の終わりに持って帰るおふとんバックを一日早く持って帰らないといけないけど、保育園の担任の先生にどう伝えようか。
それより、「怖いものにどう対峙するか」を教える絶好の機会だから逃してはいけない。(私自身は村上龍さんの小説「半島を出よ」下巻をバイブルにしている)

そんな事を考えながら、一夜明け、寝起きでまた「明日は保育園お休みしたい」という我が子に、
・怖いときは怖い気持ちを抑えるために怖いものから目をそらしてはいけないこと
・明日休んでもお母さんは一緒に遊べないし、お休みの日みたいにテレビも見れないこと
・お母さんがお買い物やお散歩に行くときは嫌がらずについてくること
などを話し、今日の夕方最終決定することにしてたのですが。

夫にも話したところ、夫が子どもに「鬼をやっつけたら鬼が1年間こないからやっつけたほうがいいよ」というと、一転「行く。頑張ってやっつけてくる」とのこと!
保育園に行く頃には「連絡帳にこわいけど頑張ってやっつけるって書いて!」と意気込んでいました。

相手の気持ちを受け止めるというのが私の信条。
ただその上で、成長の芽(ちょうどいいストレス)を摘まないようにすることも大切。
鬼が怖くて保育園を休んだからといって成長にはあまり関係ないと思いますが、後に成功体験として思い出すネタが増えるのはいいかなと思います。

「怖いものとしっかり戦ってやっつける日だよ」
「どの先生かなー?ってめっちゃ見てみたらこわくなくなってくるよ?」
とか私が言っても効果がなく、なかなか自分ひとりだとうまく伝えることができなかったです。
子育てでは他者(子どもの父親だけど)の力を借りるのも大切ですね。
夫より子育ては得意と思い上がっていてごめんなさい。

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