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育児中共働き社員が理想の働き方に近づくために

幼児を育てながらの会社員生活、度々行き詰まります。
特に仕事は、求めに応じられない、やりきれない、というモヤモヤを抱くこともしばしば。
しかし、自分のモチベーションの源にフォーカスし、さらにそれを開示したことで、少しずつ周りからの評価も、自分の仕事に対する取り組み方も変わってきました。

今日はいつも通り仕事が忙しすぎて行き詰ったある日の私が、自分の理想の暮らしにたどり着くために、この状態をなんとか打破しようとする過程を紹介します。

育児と仕事と自分時間のバランスに悩まれている、どなたかのお役に立てましたら幸いです。

1.私が目指す生活スタイル

まずは、私が目指すものを確認することにしました。
なんと、私はそれを過去のnoteに書いています。

「1日3時間50分だけ刺激的な仕事をする生活スタイル」

私は刺激的なものが好きだけれど、刺激的なものばかりだと疲れる。
だから、刺激的な仕事で疲れ過ぎないために、労働時間を短くおさえたいのか。
つまり、私の理想は、刺激的な仕事を短時間に限って行うこと。

ついては、今抱えている仕事たちが、このゴールへ向かうにあたり、役に立ちそうか否で仕分けをしてみることにしました。
役に立つものに注力し、それ以外のものは極力排除しようという算段です。

2.今抱えている仕事

そうかそうだったか。
ということで、まずは、今私が抱えている仕事を棚卸ししてみました。

①以前から担当している、属人化傾向のある業務A

・はじめは標準的な仕事だったが、相対的に私が他の人よりもその分野に詳しい(または必要があって知識を深めた)ことと、私の強みである課題発見力が思いっきり発揮され、次々と課題が発掘される。
・また、これまた私の強みである、情報発信力により、その課題が社内に明るみになる。
・さらに、これまたまた私の強みである、論点を明確にする力や体制を描く力により、次々わき出る課題がそれぞれ解決に向かいつつある。
・しかし、課題は泉のように湧き出る。
・結果、仕事のボリュームは増え、さらに属人化していく。
・新しい知識を得られることだけは楽しいが、そのほかは大して楽しくない!

②以前から担当している事務系業務B

・部内の取りまとめや委託先との契約更改など、事務まわりメインの仕事。
・委託先と気軽に意見交換できるという役得はある。
・一方で事務メインなので、全く楽しくない。苦痛。

③オファーがあったが、まだはっきり引き受けるとは言っていない、大型プロジェクトのマネジメント業務

・社内外で進む大型プロジェクトに、①の業務の延長で巻き込まれており、本格的に参画しないかと上司からオファーされている。
・オファーの理由は、私がプロジェクトの見通しを立てられることと、全体を俯瞰して見られること、そのため各所への情報伝達を適時行き渡らせることができること。
・他人の業務については巻き込まれるのは苦痛なので、やるなら主体的にやって主導権を握りたい。
・ただし、業務の進捗管理や各所との連絡調整は時間とエネルギーを奪われるので嫌い。

④ 私個人にオファーがあり、最近着手した、私向きの企画業務

・上司が、私のモチベーションの源を理解して、オファーしてくれた、フロントエンドの企画業務。(③からの派生)
・好きに進めていいといわれ、私にある程度の裁量がある。
・先行事例や最先端のビジネスを調べるのは楽しい。
・このところ疑問に感じている、このまちに住むことの意味、についての答えを探すことにも繋がりそう。

⑤ ③から派生したフロントエンド企画チーム

・③の大型プロジェクトから派生したプロジェクトチーム。
・指名されてここにいるものの、主旨の説明も特になく、このチームの使命を今ひとつ理解していなくて、チームの存在意義に不安を感じる。
・アイデア発散型のディスカッションに参加。
・ディスカッション自体はとても楽しく、私と似た感覚(新しいものに触れたり深く考えたりするのが好き)のメンバーもいて、化学反応のようにアイデアが広がるのが楽しい。

⑥ ①の事務周りの業務フローを最適化する業務

・③④に割く時間をつくることを目的とし、①の業務ボリュームを下げるために①のうち事務周りの業務フローを最適化する業務。
・ここでもまた、私の強みである、全体を俯瞰して見る力、論点を明確にする力が使われる。
・業務フローを描くことは大して楽しくない。
・このために、どういう会社が手伝ってくれそうかを調べたり他社の取り組み事例を集めたりするために、ITやDXのイベントに参加したりしてテクノロジーに触れられるのは少し楽しい。

3.どういう状態でいたいか

楽しい仕事もあれば苦痛な仕事もあります。

さて、今度は、理想の状態に近づくために、まずどういう状態であればよいかを考えました。

まず、業務時間内に終えられる量であること。
そして、業務時間外の対応が必要ないこと。
あと、人や時間に触れ回されないこと。

そのうえで。
④⑤のような、モチベーションが上がる(そして疲れない)、私向きの仕事にフォーカスしたい!

ということは、①②の仕事を減らすか、なくすか、外に出すか。
③の仕事も、まず分解してやるもの、やりたくないものに仕分けをしたうえで、後者を①②同様、減らすかなくすか外に出すかをしていかなくてはなりません。

4.理想の状態に近づくための、業務の仕分け

2.で楽しいとか楽しくないとか評価していますが、基本的に、楽しい仕事は私の理想に近づくために役立つ仕事と捉えてよいと考えています。
一方で、楽しい仕事に注力できるように環境を整える仕事も、これまた、私の理想に近づくために役立つ仕事だと思います。
なぜなら、この「環境を最適化するタスク」は独立しても、転職しても、自分が自分の理想を追求するにあたってついてまわるものなので、このスキルは長期的に役立つ、構築して損のないものと考えるからです。

ちなみに、⑥の業務フローを最適化する業務に取り組むことは5月末に決めたのですが、その時、山場の7月が目前に迫っていました。
そこで、手始めに、7月の業務の業務フローだけに絞り、最適化の取り組みを進めたところ、結構改善できそうなことも多く、7月は恐れていたような事態にはならず、その効果を実感しています。
(そのとき、業務フローの最適化に取り組もうと思ったきっかけは、こちらの「5.おわりに」に記載しています。)

さて、ここから、さらに、①②③の業務綱目をA3の紙に細かく洗い出し、

  • 〇 積極的にやりたいもの

  • △ 積極的にやりたくはないが、私しかやれないもの

  • ‪✕‬ やりたくないし、代わりがきくもの

に仕分けをしました。

‪✕‬が大半、残るは△、ほんの少し〇あり。
こうやって整理したものを眺めただけでだけで、なんだかほっとします。
「得体の知れない不安」の正体が少しずつ明らかになり、何に対峙すべきかの見当が少しついたからです。

さて、ここからは、具体的に、

  • 今自分が何をどれくらいのボリューム抱えているか

  • どういう業務を外出ししたいか

  • それらはどのくらいボリュームがあるか

  • 外出しするとしたらどういう人が良いか

を整理していきます。
具体的にしていかないと、上司を動かせないからです。

今日はここまで。

5.おわりに

幼児を育てながらの会社員生活、度々行き詰まります。
最近もまた、とにかく忙しくて、疲れています。

今、特に忙しいのは仕事。
残業続きで、頭の中の整理ができていないような状態。

そして、そんな状態の時の私のセオリーは、

・会社を休む
  ↓
・ソファに寝転がり、Google Docsに思いの丈を音声入力
  ↓
・そして、過去に自分がnoteに書いたことを見返す
  ↓
・だいたい答えは過去のnoteに書いてある。
  ↓
・Docsをまとめ直し、noteに書き出す。【今ここ】

つまり、noteがセルフコーチングの役割を担ってくれています。笑

自画自賛ですが、このnote、ほんとよくまとまってるんですよねー。

みなさんも、行き詰まった時は、過去の日記を振り返ってみてください。

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