読点「、」の打ち方 解説動画を作りました
ずっと前から「これはどこかで解説しよう」と思っていた「読点の打ち方」について、やっと動画を作成した。これはテキストベースで説明するよりも画面上で打ったり取ったりする変化を見比べたほうが分かりやすい。
ただ作り始めると想像以上に手間と時間がかかって、一日仕事になった。ScreenFlowで解説しながら録画して、要らないところをカットして時間を詰めて、字幕をつけてアイキャッチ動画や加工音も追加。ぬぬぬ。
このnoteでは、13分ちょっとの動画で何を話しているのか、その概要を紹介したい。テキスト上で説明するよりは絶対動画のほうが説明が早い。読点の打ち方で迷っている人はぜひ見てほしい。
基本+何を見て決めているのかを解説
読点「、」の打ち方の基本、よく言われていることに+αで「じゃあ自分がライティングしているときに何を見て、何を取捨選択して、どこの位置に打つのか/打たないのか」をかなり分解して説明している。
読点には「打つ/打たない」の2択しかない。打てる場所は文節の切れ目にしかない。でも、文中に何カ所もあるそのポイントで「打つ」か「打たないか」は必ず理由と判断があって、その結果がある。
迷ってしまう人はその理由がよく分からずに迷ってしまうのではないか。ということで面倒くさいくらいに細かく話していて、それで13分の長さの動画になってしまった。久々の力作。
4つの文例を出し「なぜ」を説明
ポイントを説明するために4つの文例を出している。概要欄にも目次を置いたので、気になるところから見てもらってもよいと思う。
00:00 OP
00:47 読点の役割2つ
01:55 超基本 意図を正確に伝える読点
03:42 応用編1 意味とリズムで考える
06:10 応用編2 長めの文章で検証
10:06 さらなる応用編 打ちすぎから引き算
12:21 まとめ
■ 超基本 意図を正確に伝える読点
意味を正確に伝えるための読点は最重要。これがないと伝えたいことが間違って伝わってしまう。必要な「、」がないと何が起こるのか、超基本から解説。
応用編1 意味とリズムで考える
実際にある例文について「意味」と「リズム」から読点を考えた場合、何を見てどう判断しているのか。なぜここには打って、そこには打たないのか。書き手として考えていることを解説。
応用編2 長めの文章で検証
もう少し長めの文章を例に挙げて、上記2点を踏まえてどう読点を打ったのか、そして打たなかったのかを解説。打たない理由が書き手にとっては大切なのかもしれない。
さらなる応用編 打ちすぎから引き算
これはもう極端に「文節ごとに読点を打ちまくった状態」と「必要最低限」を比較しての解説。なぜそうしたのか。なぜその読点を消したのかを細かく解説。
たぶん「何気なく置いた読点」はない
書き慣れている人ほど感覚に近いと想像して動画を作り始めたけれど、作っていくうちに「理由のない読点はないかも」と思えてきた。そこにはこの理由があるから打って、ここはこの理由のためにあえて打っていない。それが説明できる状態かどうか。
その細かい理由についてはぜひ動画で確認してほしい。そして少しでもお役に立てたならぜひシェアしてください。
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