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【ヒストリー】北海道初のセルフ式ガソリンスタンドができるまで

皆さんはセルフ式のガソリンスタンドに馴染みありますか?

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セルフ式ガソリンスタンドとは、従業員ではなく、お客さま自らが給油するガソリンスタンドですが、近年はどうでしょう、すっかりマチの至る所に広く分布しているのではないでしょうか。

スタッフによる給油作業はもちろん、窓ふきなどのサービスもないため、そのぶん人件費がおさえられ、提供される燃料の価格が安いというメリットがあります。

オカモトグループのガソリンスタンドもこのセルフ式を採用しており、ブランドは違えど、全国に合計で130店舗以上を出店しています。

オカモトグループのガソリンスタンドについては(その他の事業についても)、過去の事業紹介記事よりご確認ください。

今回は、オカモトがセルフ式ガソリンスタンドに挑戦した際のエピソードをご紹介します。

どうぞ最後までお付き合いください。



極寒の地でセルフ式は流行らない!

1998年の消防法改正によってセルフ化が解禁されたのを受け、当時北海道に12店舗のガソリンスタンドを出店していたオカモトは、1999年に帯広市の啓北給油所(現在は廃業)で、北海道初のセルフ式に挑戦します。

法改正から1年後の出来事でした。

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(当時の啓北給油所)

しかしながら、北海道では同じようにセルフ式の店舗を新規出店しようとするところも、改装しようとするところもなく、

「北海道という極寒の地で、お客さま自らが車から降りて、寒い思いをしながら給油なんてするはずがない」というムードが業界の中で広がっていました。

そのような状況下で、なぜオカモトはセルフ化へと踏み切ったのか?そこには社長である岡本謙一のビジネスにおけるある信念がありました。


「ニーズに地域性はない」という信念

真冬の北海道の気温は氷点下。そのような寒さの厳しい環境下に、セルフ式のガソリンスタンドを出店することに、同業者からの視線も冷たかったといいます。

それでも「ニーズに地域性なんてない」

岡本はそう言って、周囲の視線を気にすることなく、堂々と確固たる自信をもってセルフ化に挑戦しました。

成功の確信はありました。

当時、岡本はとうにセルフ化が広まっていたノルウェー、フィンランド、カナダといった北欧を訪れていました。そこの冬の気温は北海道とほとんど同じ。それでもそこに住む人たちはすっかり慣れたように、セルフ式のガソリンスタンドを利用していました。

氷点下のなか、車を降りて給油をする人々を前に

「北海道でもいける」

岡本はこのとき、北海道でも十分にセルフ化が成り立つことを確信したのでした。

その読みが当たり、北海道初のセルフ式ガソリンスタンドとなった啓北給油所は、たくさんの地域の皆さまにご支持いただき、結果としてこの業態はヒット。

それを嚆矢として十勝を皮切りに、北海道全域へとセルフ化を拡大していったのでした。

すっかりオカモトセルフとして地域に根付き、後にファミリーとなる、ヤマウチとカナショクのガソリンスタンドも、同様にセルフ式をもって各地域に展開しています。

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終わりに

オカモトとセルフ式ガソリンスタンドの歴史を簡潔に(というか手短に)ご紹介しました。いかがでしたか?

実は、北海道で最初にセルフ式のガソリンスタンドを出店したのはオカモトだったんですね(と把握しております)。

なかなか自分で給油をする自信がないという方も、一度体験してしまえば、2回目以降は簡単に給油できると思いますので、ぜひトライしてみてください(分からない場合はどうぞお気軽に従業員までお尋ねください)。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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