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#82 2024.2.23-25北海道旅行記Ep.4

今回は北海道一人旅の旅行記Ep.4、旅行中のおみやげ事件簿です。
母から頼まれたあるお土産を購入するまでの話と、個人的ショックだった話のふたつをまとめてみました。
Ep.1 行動まとめ
Ep.2 食事まとめ 
Ep.3 スイーツまとめ
Ep.4 おみやげ事件簿 ←イマココ
の4部構成となっており、今回が最終回です。よろしければお付き合いください。


赤いサイロ事件

赤いサイロといえば北海道北見市にある清月のカップケーキサイズのチーズケーキで、カーリングのロコ・ソラーレの選手が平昌オリンピックの試合でハーフタイムに赤いサイロを食べる様子が映って一気に入手困難の商品になりました。一度食べてみたいということで、母からお土産で買ってきてほしいと頼まれました。

赤いサイロはいまだ入手困難だった

平昌オリンピックから6年経っているんですよ。もうブームも収まって空港や店舗で簡単に買えるだろうと呑気に構えていました。
ところが、旅行2日目に事件が起こります。
夕飯の腹ごなしのつもりで赤いサイロを取り扱っているデパートに立ち寄ったところ、現在でも大変入手困難な商品であることが発覚します。
行った店舗の情報として、

・取扱店舗に入荷するのは50個
・ひとり2箱まで(1箱5個入り)
・入荷時間はおおよその時間はあるけど前後することは頻繁にある
・休日ならあっという間に完売
・行列です

もうビビりました。そのお店の営業時間は朝10時から。
翌日は帰る日で、10時には空港についていなければなりません。
さてどうしよう。

母に電話をします。
赤いサイロ買えないかも。ごめんね。

緊急会議開催(有益な情報を入手)

大急ぎでホテルに戻り、赤いサイロについて緊急リサーチタイムです。
情報はいくつも出できましたが、更新日が古くて直近の情報が少ない中で有益な情報を発信しているブログに出会いました。

新千歳空港には3店舗取り扱いがあるが、入荷時間が安定していない。入荷しない日もあるという噂があったりなかったり、それくらい空港で入手出来たらラッキーな代物のようです。

札幌では、私が行った大通にある丸井今井札幌本店の地階(地下出入口から出た地下通路にある)きたキッチン、地下鉄新さっぽろ駅直結カテプリにあるきたキッチン、JR札幌駅北口の北海道どさんこぷらざの3店舗です。

私が購入できるチャンスがあるのは、午前8時30分開店の札幌駅北口店舗のみ。この店舗は開店時間には商品が陳列された状態という情報もブログに書かれていたので、その情報を信じて一か八かかけてみましょう。

吹きさらしの札幌駅構内で開店待ち

朝7時前にチェックアウトして札幌駅に向かいます。
7時10分ごろに北口に到着。店舗の場所も確認完了。
大きな荷物を持って店内を歩くのは大変なので短時間ではありますが、コインロッカーに荷物を預けます。
今のところ並ぶ人は無し。というよりどこに並んだら良いのか分からず何となく店前をウロウロします。
ただ立っているだけでは寒すぎて耐えられません。

午前8時ごろ、スーツケースをゴロゴロ引いた男性が店前をひと通り歩き、ある場所に立ち止まりました。私も近づいてみると、そこには「赤いサイロ購入者の整列場所先頭」と貼りだされています。整列方法も書いてあります。そこでようやく並ぶ場所が分かり、その男性の後ろに並びます。

ここまでの約1時間は何だったんだろう

開店と同時に入手ができるかこの時点では分かりませんが、入荷をすれば確実に購入できることは決定しました。あとは時間との勝負です。
開店から40分後の快速エアポートに乗らないと、空港で残りのお土産を買って飛行機に乗る時間に間に合わせるには黄色信号になります。

8時過ぎてから続々と人が並んできました。開店10分前で10人前後は待っていたと思います。

いよいよ開店

8時30分、店のシャッターが開きます。
すかさず店舗スタッフが列の先頭にやってきて、完全にシャッターが上がり終えるのを待って売り場に誘導します。

無事に2箱購入できました!!!

5分もかからず入手完了したので、1本早い快速エアポートに乗ることにしました。ホームに行くと人だかり。どうやら遅延が始まった直後だったようです。1本早いので20分程度遅延していたので、最初に考えていた電車だと空港に着いた瞬間に荷物を預けて保安検査しないと間に合わなかった可能性があります。危なかったー!

石屋製菓「ISHIYA G」の話

白い恋人でおなじみの石屋製菓さん。
その石屋製菓が北海道外に初めて出店したのが東京銀座にある「GINZA G」です。この店舗はGINZA SIXがオープンしたときに話題になりましたね。
白い恋人を置かず、ギフト向けの独自ラインで商品展開をしています。

白い恋人と同じラングドシャは「Saqu(サク)」としてさまざまなフレーバーを展開していて、めったに行けませんがGINZA SIXに立ち寄った際には必ず買って自分のごほうびスイーツにしていました。

ところが・・・

札幌に銀座のお菓子のパッケージ!?

お土産を買うためにデパ地下をウロウロしていたら、北海道にはないはずのパッケージが目に入り思わず立ち止まってしまいました。
店員さんは一気にセールスタイム。いろいろ勧めてきますが何も入ってきません。ひととおり話し終えたところで尋ねました。

私:この商品(ラングドシャを指しながら)はGINZA SIXの店舗だけじゃないんですか?
店員:昨年の秋から北海道内の石屋製菓の店舗にもISHIYA Gのギフトを置くようになったんです
私:じゃぁ、銀座じゃなくても買えるってことですね?
店員:そうですね。ただ、銀座ではバラ売りがありますが道内の店舗はギフト商品のみなのでその違いはありますよ。

私と店員さんの会話(引用ではありません)

何も買わないわけにもいかず季節商品を3つ買って店を去りました。

いまやGINZA SIXだけじゃないんです

なんかショックだな。GINZA SIXに行く楽しみがひとつ減った。
ラングドシャ サクもミルフィーユ ザクも普通に北海道で買えるのね。
てか、オンラインショップで買えるんだからそんなに驚かなくてもいいのか。なんかモヤモヤするな。

こんな心境でした・・・が!!!!!

今回記事を書くにあたってホームページを見ていたら、都内に数店舗、大阪にもISHIYA Gの店舗があったんですね。東京駅のエキュートなら朝8時から買えるじゃん。ショック倍増です。

こんなにいつでも買えるならもう特別なものじゃない。個人的にはどこでも買えるお土産と同列になりました。

情報収集が足りていないわよ

今回の件で個人的に感じたことは「情報収集足りていないな」ということです。食に関しては妥協をしたくないので、特に時間が限られている場合はいつも以上に旅先のお店など入念に調べてから行くようにしています。

それなのに、今回は足りていませんでしたね。他にお土産で買ったお店に関してもそうでした。季節商品は休日なら昼ごろには完売、平日でも午後早い時間に完売するそうで、購入できなかったものもいくつかありました。

お土産に限らず、日常において世間に対するアンテナが張れていませんね。
最新の情報ばかり追いかけて情報過多になるのも疲れるけど、それにしてもリサーチ活動が足りていないので、旅を通じて世間へのアンテナをピンッと張っておく必要性を感じたのであります。

大した事件ではありませんでしたが、今回はここまでです。
これにて冬の北海道ひとり旅の旅行記は終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました!!!

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