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【子育て】忘れ物をした、その後の対応


今朝、この記事を読んだ。


内容に共感しすぎて、
スマホをスクロールする手が止まらず、
洗濯物を干すのを後回しにしてしまった(笑)
(きちんと干してから、息子を送っていきました)


あぁうちも忘れ物していたなぁ。

なんて共感しまくってると、
我が家の忘れ物事情をいくつか思い出し、
私も書いてみようと思った。

いつもより長めです。



*娘の忘れ物 幼稚園 年少~年中

娘(小1)は、周りからも
「しっかりしてるね」と言われるタイプである。
小さい時から、身の回りのことの自立は早かった。

が、時折忘れ物はあった。
満3歳児クラスや年少のときは、
忘れ物に気づいて、
園で泣くこともあったらしい。

幼稚園の準備は自分でさせていた。
記憶が曖昧だが、年中さんくらいから
確認はしていなかった気がする・・・

でも、忘れ物は少なかった。
ループタオルを数回と、
園に水筒を忘れたくらい。これも1度だけだ。

*娘の忘れ物 幼稚園 年長

転園し、年長さんになってからも、
ループタオルを忘れたことがあった。

担任の先生とよく話す機会があって、
私はお礼と謝罪と、我が家の現状を伝えた。

「すみません。忘れて園のを借りたようで。
ありがとうございました。
毎朝持ち物の準備は本人に任せていて、
確認してないんです・・・
確実にリュックに入れられる方法を
娘と考えてみます。」



すると先生。
「娘ちゃんに準備を任せるのは
とても良いことです。
忘れてもいいんです。
忘れたときにどうすれば良いか、
学ぶ機会になります」

とおっしゃってくれた。


さらに先生は続けて話してくれた。

忘れたことに気づいた娘は先生に
「先生、タオル忘れた」
と伝えたらしい。
これだけでも、園のタオルを借りたい気持ちは伝わる。
でも、先生は
「それでどうしたの?」
と問いかけたそう。
娘は小声で
「タオルを貸してください」
と伝えることが出来たとのことだった。

忘れ物をした事実だけに着目するのではなく、
その後の対応まで、学ぶ機会を与えてくれる。

先生すごすぎます。
ありがとうございます。
感謝しかないです。

心の中で何度も繰り返した。

我が家も、対策を講じねば!

この出来事のあと、
年少さんの息子も一緒に
幼稚園準備について見直しをした。

・いつ準備する?
・どこまで準備する?
・どこに置いておく?
 などなど。

可能な限り子どもたちが、
自分で準備できる環境を整えてあげたい。

その気持ちが強まった。

(その後の忘れ物は・・・
1度くらいはあった気がする・・・はい。)


*娘の忘れ物 小1 入学説明会~入学3日目


小学校の入学説明会の資料に
『初めの頃は、保護者の方も一緒に
準備をしてください。
忘れ物をして困るのは、子どもたちです』

という内容の文言があった。

「あ、やばっ!」と思った。
そして、
「(準備を子どもに任せっきりな)
私の習慣を見直す必要があるかも・・・」

とも感じた。


さすがに入学説明会の資料が気になって、
入学式の翌日から、
ランドセルの準備はしばらく一緒にしてみた。


そして、2日後。
早速忘れ物をした。
ハンカチだった。

移動ポケットを付けているが、
ハンカチだけ入れ忘れたらしい。

娘にトイレ後どうやって手を拭いたか尋ねた。
「え、ティッシュで拭いたよ」

どうにか自力で解決したらしい。
先生に忘れたことは言わなかったらしい。

私は自力で解決したことに、感心した。

ハンカチは前日に移動ポケットに入れる、
という準備項目が追加された。


*娘の忘れ物 小1 4月中旬


それから約10日後・・・

今度は移動ポケットごと忘れた。

棚の上に置いてあった。

付き添い登校しているママ友から連絡をもらい、
娘が半泣きと聞いたため、
校門まで届けた。


その日の夜。
私「移動ポケットを忘れるなら、
どうしたらいいかな?」
娘「うーん・・・」

本当は娘に考えてほしかったけど、
就寝時間もあったので、
ここは私が提案してみた。

私「朝、最後の準備が終わったら、
玄関にランドセルを持っていくでしょ?
その時に移動ポケットも
玄関に持っていったら?」

娘「いいね!
じゃあ、移動ポケットはランドセルに乗せる!
そしたら、ランドセル背負う時絶対気づくよね!
つけ忘れてたら、ポロって落ちるし音するし」

娘、天才と思った(笑)

忘れ物はしているのだが・・・


*娘の忘れ物 小1 5月上旬


それから5月に入り、
運動会の練習も本格的になってきた。


移動ポケットを忘れていった。
朝、玄関に持っていく習慣はついていたのに・・・
なぜ?

帰宅後娘に聞いてみた。

私「忘れてたね」
娘「うん」
私「拭くときどうしたの?」
娘「先生に借りた。
先生のハンカチを借りたよ

・・・?はい?

私は思ってなかった返事にフリーズ。

先生申し訳ありません。
本来、先生が手を拭くはずのハンカチを
娘が使ってしまい、ごめんなさい。

先生は、
娘が拭いた後のびしょ濡れハンカチで
手を拭くことになったのでは・・・?
そう思うと、ため息が出てしまった。

予備のハンカチだったのか、
忘れ物した人用のハンカチなのか、
などいろいろ考えを巡らせたが、
娘からは
「先生のハンカチ借りた」
としか聞けなかった。

娘が”ハンカチ忘れた報告”をしたとき、
先生は娘に何か言ったのか気になった。

私「先生は娘ちゃんに何か言ってた?」
娘「なにも言わなかったよ?」
私「これからは忘れないようにしようね、とかは?」
娘「いわれてないよ。
忘れましたって言ったら、
ハイどうぞって貸してくれた!」

そうなのか。
まぁ、元気な1年生が30人程いるからね。
だから、なおさら申し訳ない気持ちが湧いてきた。


ハンカチの件は連絡帳に書いた。

「娘がハンカチを忘れてしまい、
先生のハンカチをお借りしたと聞きました。
申し訳ありません。ありがとうございました。
娘には、今後忘れたときは、
体操服袋に入れているタオルを使うよう伝えています。」

先生からのお返事は
「そうですね、お母さんが言われるように
体操服袋のタオルがいいですね」
的な内容が書いてあった。


私の反省と譲れない部分


小学校入学後の忘れ物に関しては、
出発前に私が確認すればよかったのかもしれない。

でも
「ハンカチ持った?」
と毎日聞くのも、娘を疑っているような
いい気持ちはしなくて。

その結果が、
・2日目でハンカチを忘れる
・先生のハンカチを借りる
である。


今でも、分からない。
「ハンカチ持った?」と毎日聞くべきだったのか。
聞くだけでなく、
移動ポケットの中を開けて、
ハンカチがあるか確認すべきだったのか。

毎日聞いて見て確認していたら、
忘れ物は無くなっていたかもしれない。

でも・・・何か引っかかる。



そして譲れない部分もある。

『私は準備をしてあげない』

これはしっかりと芯としてあった。

幼稚園時代からそう。
私から見て自分で準備が出来ると判断したら、
私はなるべく手を出さなかった。


その代わり、娘が自分で準備できるよう、
考えるお手伝いはやってきたつもり。

・チェストの設置場所
・引き出し内のレイアウト
・準備するタイミングの検討
・準備の声掛けや誘導(低年齢のみ)
 などなど


さいごに


いつもより長めの今回の内容。

忘れ物』

日々の何気ないワンシーンのひとつ。
そこを切り取って深く考えてみると、
・子どもの成長
・子どもの気持ち
・自分の気持ち
・反省点
 などなど
それまで見えてなかったことが
どんどん溢れてくる。

もちろん、嬉しい気づきもある。
答えが出ない部分もある。

感謝のひとこと


今回、我が家の忘れ物話を思い出すきっかけを作ってくれた
一 了(はじめ りょう)さん
ありがとうございました。











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