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息子の成長と母の心。



娘も息子もスイミングを習っている。

年中さんの息子だが、
お着替えは完全には自分で出来なくて、
手伝いが必要。
特に、レッスン後の濡れた水着を脱ぐのが、
難しいらしい。

段階的に、自分で出来るところを
増やしてきていた。
先週は、濡れた水着を脱ぐところだけ手伝って、
他は全部自分で出来ていた。

これだけでもすごい!!
そう思っていた。


それは突然だった


昨日、いつも通りレッスンを終えた我が子ら。

「さ、先週みたいに水着だけ手伝うね」

他のお友だちも多いので、
私はいつもの流れで
息子の着替えを手伝おうとした。


息子「自分でする」


近くにいた担当の先生と私、
思わず顔を見合わせた。

一瞬、時が止まった。

大袈裟かもしれないが、
私の中の時間は止まった。

おそらく、息子を知る人は
10人中9人、声を出して驚くと思う。

そんな出来事なのだ。


私は、更衣室の揺れるカーテンから見える場所で、
息子の着替えを待った。



出てきた。
完全に一人で着替えて、
出てきた。

ドヤ顔の息子が。笑


着替えの自立と送迎問題

時は少し戻って、
約ひと月前。

「これから先、スイミングの送迎どうしよう?」

送迎バス?
でも、息子くん、一人でお着替えできないよ?
そっか・・・
お着替えの自立はまだかなぁ・・・

そんな会話を
夫としていたのだ。

そして送迎問題は、現状維持となっていた。
(現状は私の自転車送迎)



そして、昨日のスイミング。

ひとりで着替え、出来た!!

いやいや、思ったより早かった。
着替えの自立、早かった。


そうなってくると、
送迎問題も変わってくる。


すぐには変更しないが、
変更できる可能性は
ぐぐぐ!!!と上がった。


帰り道


あー、ついに一人でお着替えできた!
よかったね!
頑張ったもんね!

息子のことはもちろん褒めた。
褒めまくった。

一部始終を知らない娘にも、
帰り道、話してあげた。

娘も驚いていた。
そして褒めてくれた。

嬉しいよね。


でも・・・


送迎バスってことは
子どもたちが泳いでいる姿を見れないのか・・・
(一人で自転車で見に行けばいいのだが)

さみしいな。

あっという間に成長してる、

さみしいな。

気持ちがふわふわ。

そんな、感覚だった。


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