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オリンピックがはじまった。

なんだかんだ色々あったけど、東京オリンピックがはじまった。

私はこういうスポーツイベントに目がないので、開会式は最初から最後までしっかり見て、競技も片っ端から見ている。
今回が東京だからじゃない。割と毎回そんな感じ。スポーツイベント大好き。

開会式は、直前までの魔女狩り騒ぎのせいか、まあまあ驚くべきクオリティだった。

ひとつひとつは悪くないんだけど、テイストもバラバラ、テーマも筋が通ってないというか何というか。
演出家さんたちがまとまらず、それぞれ作ったものを無理やりくっつけたのかな。


初っ端のカウントダウン映像はすごくかっこよくて「いいじゃないかー!」と、安心したのも束の間、

突然打ち込まれる「クローズアップ現代」のようなドキュメンタリー映像とか、

「コロナの犠牲者に黙祷を」って言ったと思ったら「私たちはミュンヘンを忘れてはいけない」って言われて、え?コロナは?え?って困惑していたら突然森山未來が現れたりとか、踊ってると思ったら突然「黙祷」って言われたりとか

アフリカ人女性がアップで映し出され「Imagine」を歌い出し、(ああ、いろんな国の有名な歌手の人たちが歌うのね…)って思ったらまさかの4人で終了とか。しかも日本人は含まれず、なんでやねん。ってなったりとか、

バッハの挨拶が12分もあって「長いわ!!」ってなったりとか。

なんだかんだ文句を言いながらも、ちゃんと最後まで見た。見てしまった。


もちろん、感動した場面もあった。

たとえば、ドローン。

1,000個以上のドローンがTokyo2020のエンブレムの形になったかと思いきや、地球の形に変化。
「うわー!かっこいいじゃーん!」思わず拍手をしたくなった。しなかったけど。

劇団ひとりさんが出てた映像もかっこよかった。
音楽もかっこよかった。

映像物は「かっこいい!」のと「クローズアップ現代?」と「外人がアップで歌唱」が混ざってた。色味もテイストも全部バラバラ。残念すぎる。


そんなこんなで、3時間半ちょいの開会式を見ていて、一番面白かったのがこれ。

ピクトグラムの実演。

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50個のピクトグラム(競技を表す絵文字)を、その場リアルタイムで完全再現(一部収録の部分もあり)。

生放送だし「できるの?大丈夫なの?!」というハラハラドキドキ感と、発想力の面白さとで、わずか5分足らずだったけど爆笑しながら真剣に見た。

めちゃくちゃ面白かった。

国立競技場というバカでかいスペースにも関わらず、めちゃくちゃコンパクトなパフォーマンス。

でも今回は家で見てる人が多いんだから、こういうのもいいよねえって思った。
会場の人は「何やってるの?」だったかもしれないけど。

ピクトグラム、こちらから見られるのでぜひ。
NHKさん、動画アップしてくれてありがとう。


そして昨日からは競技に夢中である。
今日は、朝から「卓球混合ダブルス」「ソフトボール準決勝」「柔道」「バドミントン」と、まあまあ忙しい。

何しろ色々な競技が同時進行なので、見ていない競技で「金メダル」というニュースが流れたりして「見たかったー!」なんて地団駄を踏んだりもした。

でも、それすらも楽しい。
ありがとうオリンピック。

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