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鑑賞*日の温み溜めては飛びぬ冬の蝶

磯村 光生

俳句では、冬に飛んでいるのが「冬の蝶」。
じっとして飛ばない蝶は「凍蝶」。
止まっているところを俳人に見られたら、凍蝶と呼ばれてしまう。
どっこい、これからまだ飛ぶつもりなのだ。
決めつけないで、よく見ておくれ。

(岡田 耕)

(俳句雑誌『風友』令和四年八月号)

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