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鑑賞*晩秋の土に鋤きこむ風の息

内山 靖子

平成十六年、句集『ひまわり』所収。

刈り取った後の田を耕すのが「荒起こし」。
稲株や藁などの有機物を空気と一緒に鋤き込む。
微生物がこれを分解して、養分を作り出す。
荒起こしの仕上げには、風の一息が欠かせない。
秋の終わりにして、もう春の支度。

(岡田 耕)

☆「荒起こし」の実際を、トップ画像を拝借した 大森 雄貴 / Yuki Omori さんがレポートされています。ご紹介します。

【スキ御礼】鑑賞*電線をりぼん結びの夕あきつ


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