将来やりたいことが”無い”高校生が、自分の夢を見つけAO入試で早慶/MARCHに合格する話
「あなたには夢がありますか??」
高校生にこのように質問を投げかけると、90%近くの生徒が
「いや、コレといってないです。。」
と答えます。
そもそも、高校生のうちに『私の夢はこれだ!!』と確信している生徒はとても珍しいのです。
でもそんな彼らでも自分のやりたいこと(夢)を見つけ、
AO入試で合格を勝ち取っていきます。
タイトルには、早慶/MARCHと書きましたが
そのほかに上智や、関関同立にも合格しています。
そんな彼らは何がほかの人と違うんでしょうか??
そんな話を今回はしていきたいと思います。
このnoteを書いている人:
岡内 大晟(おかうち たいせい)
大阪生まれ。高等学校教諭一種免許取得。
教育実習にて、社会に出るための勉強を教えるはずの自分(教師)が、全く社会のことを知らないことに葛藤を覚え、サラリーマンの道へ。
400人以上の経営者へのインタビューを経験し、『型にハマらない』行動や選択をしている人が社会で大成していることを実感し、『可能性を伸ばす教育』を高校生に提供することを自身のミッションにする。
現在は、AO入試専門塾で高校生を対象にAO入試のサポートを行う
(※正式には総合型選抜入試ですが、以下AO入試と表記しております。)
1.なぜAO入試で早慶MARCHに受かることができるのか
本題に入る前に、なぜ彼らがAO入試で早慶MARCHのような人気校に合格できているのかを説明します。
ちなみに彼ら、彼女らは
学力的に見ると早慶MARCHには一般ではいけないレベルです。
ただ、AO入試だと合格できる。
一体それはなぜか??
↓この記事にて解説しております。
ぜひ読んでみてくださいね。
2.やりたいことの見つけ方
そもそも、夢なんてすぐ見つかりません笑
もっと言うと、自分が生涯をかけて「コレだ!コレを実現するために生まれてきたんだ!」と思える夢に出会えることなんて奇跡に近いです。
でも私は彼らを見ているのでハッキリこれは言えます。
「やりたいことがない」は嘘です。
生きていれば、みんな、やりたいことがあります。必ず。
「え、ないよ。」
「決めつけないで。」
「やりたいこと無いから困っているんじゃん」
そんなことを思う方も少なくないかもしれません。
では、聞きます。
なぜ、このnoteをあなたは読んでいますか??
「なんとなく」
と、思う方もいるかもですが
「読んでみよう」と思ったから読んでいるんですよね??
『読まない』という選択肢もあったはずです。
また、昨日は何か食べましたか??
「お腹が空いたし、何か食べたいな。今日の家のご飯は何かな?」
と思って、食べましたよね??
『食べない』もしくは、
今日は『カレーしか食べない』という選択肢もあったはずです。
(カレーはただの僕の好みなので、例えばですよ笑)
このように、人は少なからず何かを選択して行動しています。
また、行動するときの判断軸は感情です。
「好き」
「嫌だな」
「ワクワク」
この感情こそ、あなたのやりたいことを見つける種です。
どんな時に感情が動くのか。
あなたの感情を一緒に探してみましょう。
3.あなたの軸を見つける方法
やりたいことを見つけるためには『感情』に着目することが大事だと伝えました。
結論、やりたいことはもうすでにあなたの中にあります。
やりたいことは、『いつか出会う』ではなく
過去に答えがあります。
今までの人生で感情が大きく動いたことがあるはず。
でもそんな時に
「俺にはセンスがないから」
「私にはきっと無理」
「もっと早く知っていれば挑戦したかもしれないけど」
と、いろんなことに言い訳をつけて、その感情を抑圧していませんか??
せっかく見つけた『やりたいことの種』を潰しているのはあなた自身です。
①やりたいことは過去に答えが隠れている
②感情を見つけたら言い訳をせず、受け入れる
この2ステップをやってみてください。
やりたいことがきっと見つかります。
※以下は、興味がある方は見てみてください。
では、あなたがどんな時に「ワクワク」するのか。
また、どんな時にグサッと胸を傷めるんか。
一緒に探していきましょう。
ここで一つワークがあります。
一緒に紙とペンを持って取り組んでみてください。
4.モチベーショングラフを作ってみよう
あなたは人生の主人公です。
あなたの人生での出来事を書き出してみてください。
・幼稚園のとき
・小学生のとき
・中学生のとき
・中学3年生のとき
・高校1年生のとき
・高校2年生のとき
は、どんなことが起きましたか??
例えばこんな感じです。
・幼稚園のとき:
好きな女の子ができるが、親友を好きということ知りで告白もできず撃沈。
人生初の失恋を5歳で知る。
・小学生のとき:
足が早い男の子がモテる時代。
運動が苦手で周囲にうまく馴染めず、運動そのものを嫌いになる。
・中学生のとき:
卓球部に所属。部員のみんなとはとても仲良く、最高の時間が流れる。
・中学3年生のとき:
高校受験、失敗。
初めての大きな挫折に1週間立ち直れず、親に怒られ無理やり外に連れ出される。
・高校1年生のとき:
どこか、中学の時のクラスメイトと違う気がしてクラスで孤立。
学校が楽しくなくなる。
・高校2年生のとき:
学校にいけなくなる。不登校。
毎日、何が楽しくて生きているんだろう。と考えるも答えが出ず、考えることを放棄する。
そんな中、ある一つの映画に出会い、今まで思い悩んでいたことが嘘のように解決し学校にも復学。大学受験を目指す。
これをグラフにしてみましょう!
こんな感じになると思います。
ここで大事なことは、上に書いた出来事のとき
どんな感情になったのか??を思い出して欲しいです。
中学のとき、友達ができて"幸せ"だった。
それは、なぜか??
高校2年生のとき、友達がいなくって学校に行くのが"嫌"だった。
それは、なぜか?
なぜ、そんな感情になったのか。
それこそが、あなたの価値観であり判断軸になっています。
彼の場合だと、"友達"という存在が一つキーワードになっていると言えますよね。
周りに友達がいればHAPPY!
いなければ、Un HAPPY。
つまり、彼のやりたいことって『友達づくり』なんですね。
じゃあ友達が作れる方法って何があるかな?
友達ってどんな人々をイメージしている?と深ぼっていきます。
・ネットでの交流?
・外国人との交流?
・同じ経験をした人との交流?
・昔の部活の同期とのような交流?
どういう交流をしていきたい?と示唆していき
やりたいことを具現化していきます。
さらに、彼は『不登校になった』という経験をしています。
これは嫌な思い出かもしれませんが、この経験があることで
同じ苦しみを持つ人の気持ちがわかり、寄り添えることができます。
そんな彼の夢は、『自分のように学校に居場所がない生徒に寄り添い、社会に復帰できるような支援をすること』になりました。
(あくまで例えばの話です。彼は実在しません。)
5.まとめ
今回は、『やりたいことの見つけ方』についてお話しました。
復習ですが、
①やりたいことは過去に答えが隠れている
②感情を見つけたら言い訳をせず、受け入れる
この2ステップをするだけです。
ただ、これは一人でやってみるより誰かと話しながらやる方が効果的です。
僕でよければいつでも相談に乗るので
TwitterのDMでもnoteのコメントでも、なんでもいいので連絡してきてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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