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【子育て】&【小学校受験】お受験勉強のお子様との接し方

私どもが通っていた大手幼児教室、お受験専門のマナー教室、自分たちで調べた情報・経験を元にnoteにしてまとめています。

これから受験されるご家族のお役に立てれば嬉しいです。

今回は、お受験勉強でのお子様との接し方をご紹介します。

以前のnote記事の中で、

私の息子、娘の小学校受験の経験でも、財産となったひとつに幼児教室の先生に教えていただいた「子どもへの接し方」があります。

と書きました。

今回は、その内容をお伝えできればと思います。

年長に入ると問題もグッと難しくなり、ペーパーに個別テスト、体操、巧緻性、絵画製作など、どうしてもかなりの授業をこなさなければなりません。

そのような中で、「我慢が大切」とはわかっていても、どうしてもストレスがたまり、子どもに当たってしまうことがありました。

私どもが通っていたある幼児教室の先生が仰る、お受験勉強の際の子どもへの接し方の秘訣とは、

 「子どもの耳元で囁くだけでいいのです」

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眼から鱗の想いでした。

面と向かって、話をするのではなく、耳元で囁くイメージだそうです。

「今日はとってもよくできてるね」

「ここが少し間違っているから、一緒にやってみよう」

これを聞いてから、我が家では子どもの耳元で囁くように言うように心がけていました。確かに親子の関係は改善されました。

そして、勉強をするときの位置関係が大切だ。とも仰っていました。

机を挟んでお母様とお子様が真正面に向き合うのではなく、お母様はお子様の後ろか、横にいてください。

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仕事の商談でもそうですが、面と向かうと人間は自然と防御反応を示してしまいます。横から、または斜め後ろから見守る姿勢が安心感を得るそうです。

また、何かをしながら(例えば炊事、洗濯など)、お子様にふっと話しかけるのもよいそうです。

「その絵、とても上手に描けたね!今度は何を描くの?」と囁くイメージで声かけするのが良いそうです。

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 心構えとして、

「子どもには教えようとするな」

ということでした。

教えようとするから、理解できたかをチェックする。そして、何度教えても伝わらなければ、ついカッとなって叱ってしまう。これが一番いけないパターン。

 「お子様を真正面から見るのではなく、見ていないけれど視野に入っているという状態。」

難しいのですが、何となく伝わるでしょうか。

ほったらかすでもなく、かといって、過干渉でもなく、子どもの自主性や好奇心の芽を摘まないように。子どもを「見守る」という姿勢に徹する。

夫婦でこれが完全に実践できたかわかりませんが、幾度となく心の中で唱えるようにしていました。

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同じ幼児教室に、双子の姉妹を持つお母様がいらっしゃいました。その姉妹はそろってミッションスクール難関校に合格をされているのですが、お母様は「それぞれにもっと手をかけてあげたかった」と仰っていました。

それでも合格されるのは、そのお子様の持たれている力もあると思いますが過干渉になることができなかったのが良かったのかもしれません。

また、シングルマザーのお母様で二人の姉妹がいらっしゃり、そのお姉さまが合格されたお話を伺ったこともありました。

そのお子様は、面接で、「何かお手伝いはしていますか?」という質問に

「お母さんは朝、下の子の面倒を見ることが忙しいので、私は妹が幼稚園に行く用意を手伝っています。お母さんは一人で大変だから。」

このお子様は合格されています。

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おそらく、お母様は手をかけたくても見てあげられなかったと思います。

子どもは自分で考えて行動することができる、その芽を摘んでいるのは親だということを何度となく思うようにしていました。

また、小学校受験が終わった今もそうしています。

ここまでお読み頂いてありがとうございました。

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