【子育て】&【小学校受験】読み聞かせにおススメの絵本まとめ(年中)
私どものお受験経験を元にnoteにしてまとめています。
これから受験されるご家族のお役に立てれば嬉しいです。
今回は、子育てや小学校受験の読み聞かせにおススメの本をご紹介。
第三弾の今回は年中、4~5歳のお子様に読み聞かせするとよい絵本たちです。
子どもの読み聞かせの重要性は、以下の記事をご参照ください。
読み聞かせは、子どもの聴く力の発達を大きく左右するものなので、できれば毎日されることをお勧めします。
赤ちゃんから読み聞かせしていれば、それが習慣になり、その蓄積はお子様の教育、幼稚園受験や小学校受験でも良い結果に導いてくれます。
また、大人でも改めて感動を覚えたり、知らなかったお話しを知ったり、毎日の読み聞かせを通じて、世界が広がります。そして温かな心になります。世界中の絵本作家の皆様を尊敬します。
すでにご存じのものもあるかと思いますが、ぜひ、一度手に取ってみてください。
〇 4~5歳のお子様におススメの絵本
とても立派な傘を持ったおじさんがいました。そのおじさんは、どんな晴れた日でも傘を持って出かけますが、雨が降ってもその傘をさすことはありません。傘が濡れるからです。土砂降りの日や風の強い日には、出かけないで家にいました。傘が壊れるからです。大切にするあまり、雨が降っても傘を使わないというおじさんの行動は本末転倒です。でも、、、もらったプレゼントを大切にするあまり使えずに取っていたこと、誰でも一度は経験あるのではないでしょうか?親子で楽しみながら読める絵本です。
気味が悪いほど静かな夜中の大都会。信号機のぴかくんだけが黄色い光を点滅しています。朝になると降板のおまわりさんがぴかくんを起こしにやってきます。ぴかくんは青・黄・赤と規則正しく信号を送ります。随所に交通ルールを交えながら信号機の働きがわかる絵本。公共マナーは必須ですので、年中のころから少しずつ学びましょう。
わたしは男の子からみると女の子。赤ちゃんから見るとお姉ちゃん。お兄ちゃんからみると妹。お母さんから見ると娘。犬のごろうから見ると人間。わたしという存在が周囲の人や状況によってどのような存在として認識されているのかわかる絵本。自我ができ、周囲を関わっていく幼児期に楽しく自分を認識させる一冊です。
はあちゃんとみいちゃんは長い髪が自慢です。でもまあちゃんの紙は短いおかっぱです。ある日、話題が髪のことになりました。まあちゃんはもとずっとずっとずっとずーっと髪を伸ばすんだから。と言い出します。お友達と髪の長さを自慢しあう幼少期の女の子にはとても理解できるお話しです。
あさえが家の前で遊んでいると、お母さんが玄関から出てきて言いました。「ちょっと銀行へ行ってくるから。すぐに帰るから待っていてね。」しばらくすると、あやちゃんの泣き声がしてきました。家でねていたあやちゃんが起きてしまったようなのです。あやちゃんを思うあさえは一緒に遊んであげるのですが・・・。妹を思いやるお姉ちゃんの優しい気持ちが伝わるほほえましい絵本です。姉妹がいらっしゃるご家族はぜひ読まれることをおススメします。
北の果ての美しい森の中に、大勢のサンタが仲良く暮らす国があります。その中でも一番大きく、一番立派な髭を生やしたサンタは「グランサンタ」と呼ばれ、皆からとても愛されていました。北の果てにあるサンタの国の一年間を描いたファンタジー。クリスマスの季節に是非読んでみてください。
ぼくはお風呂が大好き。いつも仲良しのあひるのプッカと一緒にお風呂に入ります。小さな家庭のお風呂が動物の登場とともに無限に広がっていきます。そしてドンドン想像力が広がっていきます。この絵本を読んで、一人でお風呂に入ることができるようになるかもしれません。
あるところに、小さな機関車がありました。名前はちゅうちゅう。真っ黒くてピカピカ光っている、綺麗なかわいい機関車でした。ある日、ちゅうちゅうは「私一人ならもっともっと速く走れるんだ。そしたらみんなが私に注目し、褒めてくれるに違いない」と考え、すきを見て走り出します。思った通り、早く走ることはできたのですが、、、。シンプルな色使いにもかかわらず、機関車のスピードが見事に描かれた絵本です。
おおかみのぬいぐるみを着て、いたずらを始めたマックス。大暴れする彼に怒ったお母さんはマックスを夕食抜きで寝室に放り込んでしまいます。すると、寝室に木が生えてあっとゆう間に森の中。そんな空想の世界を鮮やかな絵で描きます。男の子が夢中になるファンタジーストーリー。
小さな男の子が窓から顔を出し、日が沈んでいく様子を見ています。その子は、今日一日がとても楽しかったことを思い出しながら、昼が終わるのが残念だと思っています。夜になって、寝かしつけに来たお母さんに、男の子が「どうして昼はおしまいになってしまうの?」と聞くと、お母さんは答えます。「夜が始められるようによ」「昼がおしまいになったら、お日様はどこへ行っちゃうの?」と男の子が聞くと、お母さんは・・・。「なぜ、どうして?」という子供が聞かずにはいられない時期に一緒に読むと良い絵本です。「風がやんだらどこへ行くの?」、あなたは答えられますか?
”いずみがもり”はカラスの街。その街のパン屋さんに、四羽のかわいい赤ちゃんが生まれました。優しく大事に育てる両親でしたが、子育ては思いのほかに大変で、パン作りに失敗したり、お店の掃除が行き届かなくなったり・・。そんな両親に、成長した子供たちが助けて、一家が力を合わせて成功を手にするサクセスストーリー。作中には90種類ものパンが描かれているページもあり、パン好きのお子様にはとっておきの絵本となるかもしれません。加古里子さんのシリーズ絵本です。
ひとりぼっちの”ケン”とお母さんと暮らす”ノン”の友情物語。「私、一番初めに咲いた月見草の側で待ってる。」出会いの時のロマンティックな響きの約束を守り、嵐の日も待っていたノンとノンを想い、危険を承知で嵐の中へと飛び出していくケンの美しい友情。子どもにも友情の大切さ、約束を守ることの大切さを教えてくれる絵本です。
昔話のスタイルをとる創作童話。はらぺこキツネが何か食べる物はないかと歩いていると、痩せたヒヨコが歩いてきました。一気に食べてしまおうと思いますが、このままでは美味しくない、と、考え直し太らせてから食べることに。しばらくして、ヒヨコが丸々太ったとき、ヒヨコが散歩に行きたいと言い出しました。そこには・・。よこしまなキツネの心がヒヨコによって変化していく様子に、褒められ、期待されれば人間はそれに答えようと頑張ることを教えてくれます。
ある晴れた日、”キャベツくん”は”ブタヤマさん“と出会います。「こんにちは」と元気に挨拶したキャベツくんでしたが、ブタヤマさんは「フー」というだけ。とってもお腹が空いているようです。そんな二人のユーモアあふれる旅の絵本。長新太さんのやさしさあふれる絵本です。
高いところが苦手なためにネコ仲間からバカにされている、心優しい”ネコくん”と、一度も空を飛んだことがない、かしこい”ことりさん”の友情物語。互いに思いやる美しい心に、お子様も優しい心が育まれるはずです。「ぼくはね、ネコのくせに高いところに登るのが怖いんだ。勇気がないんだね」というネコくんは、本当に勇気が無いのでしょうか?また、勇気とは何でしょうか?親子で勇気について話し合うには最高の絵本だと思います。
”こん”は、おばあちゃんが”あき”のために作ってくれたキツネのぬいぐるみです。ただのぬいぐるみではなく、おしゃべりもするし、電車の乗り方も知っているし、お弁当を買うこともできます。そして、あきが不安になる度に「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と励ましてくれる、頼りになる存在です。そんなこんの尻尾がドアに挟まれてぺしゃんこにつぶれてしまうのです。幼い女の子にとって、大切なぬいぐるみを通じたストーリーは女児に親しみやすく、は大切な絵本になると思います。
広い海のどこかで、楽しく暮らしていた小さな真っ赤な魚の兄弟たち。その中でたった一匹、真っ黒なスイミーは、どの兄弟よりも早く泳ぐことができました。ある日、恐ろしいマグロがやってきて、スイミー達を襲います。生き残ったのはスイミーたった一匹。とても悲しい経験をしながらも前向きに力強く生きていくストーリーは、人間の理想の形を表現しています。みんなで力を合わせる大切さを教えてくれる、レオ・レオニの代表作。
ばばばあちゃんシリーズの一冊。選択が大好きなかあちゃんの豪傑ぶりに、昔懐かしい肝っ玉母さんを思い起こす人も多いのではないでしょうか。洗われるのが嫌いな動物達が必死で逃げようとする姿や、恐ろしいはずの雷様も豪快なかあちゃんには歯が立たず、逃げるように去っていく姿がユーモラスに描かれています。母ちゃんのおおらかさに優しくなれる親子で読むべき一冊です。
ぐりとぐらシリーズでおなじみの、なかがわりえこさん、おおむらゆりこさんの作品。空色の種を撒いたら、空色の家が生えてくるという不思議さ。植物が育つように、家がどんどんと成長してき、さらには、身勝手なキツネの無残な末路。明るくかわいらしい挿絵とあいまって、子供たちの心を捉える作品に仕上がっています。
そらまめくんの宝物はふわふわのベッド。えだまめくんもグリンピース兄弟も、さやえんどうさんも、ピーナッツくんも、みんながそらまめくんのベッドで眠りたがるけど、そらまめくんは絶対に貸してあげません。大切な宝物のベッドをお友達に貸してあげることができないそらまめくん。でも最後には・・・。子どもにとって、大切なおもちゃやお気に入りのものを貸してあげることはなかなか難しいものです。この絵本をきっかけに貸してあげる気持ちが芽生えることと思います。行動観察でも大切な協調性ですね。
”てんぐちゃん”と遊んでいた”だるまちゃん”はてんぐちゃんが持っているウチワが欲しくなりました。だるまどんに家中のうちわを持ってきてもらいますが、どれも大違い。でも庭の葉っぱをうちわにすることを思いつき、てんぐちゃんにも褒められ大満足に。でも今度はてんぐちゃんの帽子が欲しくなり・・・。他人の持っているものを欲しくなるのは大人も子供も同じ。でも代用品で賄うことを覚えれば、そんな欲求も抑えることができます。親子で学ぶ絵本です。
最初はちょっと意地悪そうですが、実はとても心優しい山ねこ。破いてしまった星の子のマントを縫うために、さまざまな努力を重ねます。二晩も眠れないでがんばるけなげな姿に、子ども達も心ひかれ、星の子と別れるときの山ねこの気持ちを思いやることでしょう。お子様と一緒に夜空を眺めて、星の子を探してはいかがでしょうか。
お母さんから頼まれたパンを買うため、自転車に乗って出発した”わたくん”。途中までは確かに現実のお話しも、らくがきのへのへのもへじいさんや、犬に声を掛けられるあたりから雲行きが怪しくなり、海の上を走る場面では完全に空想の世界に入り込んでしまいます。新幹線より早いスピードで走るわたくんの自転車は海を走り、空を登り、ドラマチックな展開が繰り出されるファンタジーストーリー。
羽根が縮れて跳べない蛍。多くの仲間の中で、唯一自分だけが飛べないとわかり、一時は自暴自棄になります。しかし、周りの温かい目と思いやりに励まされ、力強く立ち直ります。人間には、異質な存在を排除しようとする本能があります。でも、それは理性で補えます。この絵本を通じて、子供ながらに弱いものをかばい、互いに助け合う優しい心を学ぶことができます。
わが子を始めてお使いに出すとき、親はだれでも心配します。でも、子供も一人で行くのは不安なのです。登場人物”みいちゃん”の豊かな表情は、そのときどきの気持ちを生き生きと浮かび上がらせ、まるで生きているかのような描写です。親子で楽しめる絵本です。はじめてのおつかいに行く前に是非読みましょう。
お留守番を頼まれたときには元気に引き受けたものの、母親がカギをかける音を聞いた途端、一人ぼっちを意識し、急に心細くなる主人公のみほちゃん。柱時計の音ですら「ひとり、ひとり」と聞こえたりする描写に心細さが現れます。玄関のチャイムが響くたびに、体を固くするみほちゃん。この絵本を通じて、親のありがたみがわかることと思います。
ハリーは黒いぶちのある白い犬です。ハリーのお誕生日に、おばあちゃんからセーターが届きました。ホカホカして暖かくて気持ちが良い。ところがハリーはこのセーターが気に入りません。バラの模様がどうしても嫌なのです。すると空から鳥が舞い降りてきて、ハリーのセーターから出ていた毛糸を加えると、空高く飛んでいきました。ハリーのセーターは・・。嫌なものなんかなくなれば良いと思った子供心をくすぐる絵本です。
以上、色々ご紹介しましたが、お子様への読み聞かせ、そして絵本はとても良いものです!
ぜひ、色々なお話をしてみてください。
我が家でもいまだに読み聞かせはしています。
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