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おじさん小学生の譫言

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2022年1月の記事一覧

なにかに一生懸命になることは、より大きな枠組みでの真剣さに相反する(後編)【おじ…

では、一生懸命さが抱えている、もう一つの歪みとはなにか? 一生懸命とはなにか?一生懸命の…

でち
2年前
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なにかに一生懸命になることは、より大きな枠組みでの真剣さに相反する(前編)【おじ…

ので、やるなら自覚的にやらなきゃな〜という話。 他者から見えるものは痕跡である何かにひた…

でち
2年前
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歪んだ世界を言語化で歪み返して相殺する【おじさん小学生の譫言vol.25】

「わたし」の感覚のかたちに歪んだ世界に、別の間違い方を衝突させて補正すること しなくても…

でち
2年前
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あらゆる悪徳は過程であることによって生じる(のか?)【おじさん小学生の譫言vol.24…

可能な限り先鋭化すると、悪意や負の感情も清らかな人徳になる予感がある。とすれば、それを妨…

でち
2年前
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ライフハックとしての寂滅為楽、あるいは興奮の再デザイン【おじさん小学生の譫言vol.…

東洋医学の人間分類のひとつに「滞(パワー有り余りがち民)」と「虚(パワー枯渇しがち民)」…

でち
2年前
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無駄と徒労の快楽、そして人間の生存【おじさん小学生の譫言vol.22】

書き留めておいたアイデアを後日見直すと、違った印象がある。 メモ:間違う、無駄であるとい…

でち
2年前
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現実を改変する「反復への介入」と、それに対する弾力性【おじさん小学生の譫言vol.21】

今回はよくわかんねー暗号みたいな文章になると思います(なった) 私は・それを・繰り返し・行うことが・できる生活世界を構成する前提として、観念統合というものがあるとして、反復と反復への期待が重要な役割を果たすのなら、生活世界は反復によって維持されている(という側面がある)と言える。 では世界をより望ましいものにする経路として、「私は・何を・繰り返し・行うことが・できる」のかを実践を通じて明らかにする必要があるが、 これは単に「何を行うと望ましい世界に至るのか?」という問い

自分の好きなことだけをするのでもなく、押し殺すのでもなく、応用する。【おじさん小…

そもそも人間の脳は、生まれた社会とその時代には誂えられてないんすよ。 社会とその有用性を…

でち
2年前
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申し訳ない気持ちを、しかし『そん待ち』にならないように伝える方法はあるか?【おじ…

俺が「俺はダメだ」と言う時は、誰かに「そんなことないよ」と言われたいわけではないんですよ…

でち
2年前
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マイクロ十牛図でプチ入鄽垂手をやっていきます【おじさん小学生の譫言vol.18】

たとえば哲学は役に立つか?という問いに「役に立たちゃしないけど、俺は助かった」と答える。…

でち
2年前
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集中がもたらす「メタ快楽」はトレーニングで増幅可能か?脳とのイタチごっこ【おじさ…

終わりがないというのも、わかっていることではある。 私の注意力は始終散漫を超えています何…

でち
2年前
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具体的で物理的な新規行動しか勝たん【おじさん小学生の譫言vol.17】

まあ自分に対する勝ち負けを気にするなら、という話 あれこれ考えてもあまりしょうがなかった…

でち
2年前
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3種類ある「文章」、それで何がどうなる【おじさん小学生の譫言vol.16】

この前ひとと話した内容を、備忘として残す。 「頭を使うのが得意でない人」の文章???依頼…

でち
2年前
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ゴシップ誌にならない方法はある【おじさん小学生の譫言vol.15】

話すことがないと、結局ウワサや悪口ばっかりになっちゃうんだよな。 高級な毛繕いがしたい!「2022年は『閉じる』」と表明しておきながら、年末年始は他人と話さないで過ごした結果、劇的に病んだ。おしゃべりおじさんは、おしゃべりしないと死ぬ。 しかし、今に始まったことではないが、そういう時に盛り上がる話題がないと、だんだんとその場にいない人の話になってしまう。そして必ずしも、その人を褒めているわけではない。 聖人君主ではないが、できるだけ後ろ暗いことはしたくない。そこで、映画