見出し画像

WE HAVE A DREAM ~世界中の若者たちの夢とは?【子育て/キャリア/読書】

前からT-SITEで見つけて読みたいと思っていた本。
T-SITEで日本語版と英語版を交互に読むという、贅沢な読み方をしてみました。
今回は5名分の夢を読みましたが、じっくり全員分読みたいなと思い、冬のボーナスが入ったら購入して年末年始のお休みにじっくり読みたいなと思っています◡̈⋆


こんな読み方をしました!

●日本語版と英語版を交互に…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本当は最初から日本語を読むはずだったのですが、間違って手に取ったのは英語版でした。
あ、これはチャンスかもと思い、日本語版も手にブックカフェ(スタバ)のソファ席に戻りました。

英語は得意というわけではないですが、ゆっくり読めばなんとなく分かる程度。
・英語学び直ししたい、気持ち
・母国語→英語→日本語に変換される中でこぼれ落ちていくものがある。だから2回変換される前の段階の英語版を読むのもいいかも。

上記のような気持ちで、2冊を交互に開き読みました。通常、英語の方がページ数増えますけれども、こちらの本はページの構成が同じのようで、日本語版も英語版も同じページ数の場所に同じ方がいる、となっていてすぐに見つけてたどり着くことができました。

●占い本のように、、
パラパラと捲って開いたページの人物の夢を読む
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この本には、各章(各エリア)の初めに人物紹介のようなページがありましたが、そこから選んで読んだりはせず、「出会いは運命任せ」のような気持ちで、エリア事にパラパラ…と捲りピンときたページの人物の夢を読みました。先入観や、無意識の自分が選んでしまわないように。

パラパラ捲りで出会った5人の夢。

●P72 (アフリカ チャド) デイビッド・ナイベイさん
タイトル:生きていてよかったと思える世界
【要約と感想】
経済成長の背景に犠牲となっている子供達がいる
ストリートチルドレンを問題視。
チャドに50の学校を作り3000人の教育を実施。
「国の未来をつくっていきたい」という想い。

子どもができる前と今とではストリートチルドレン問題への感じ方が私の中で違いました。彼らが安心して過ごせる場所を作ってくれた彼に一人の親として感謝したい。
●P160 ヨーロッパ ドイツ ヨセリン・シャルク
タイトル:ポジティブ心理学とウェルビーイング
【要約と感想】
「良い行いのコミュニティにいること
悲しみ怒り失望のときも、心を満たしてくれる」
と彼女は述べています。ポジティブ心理学、ウェルビーイングを学び、自身もポジティブに行動し続け、周囲の人も明るくするような方でした。
今の私にはタイミング的にぴったり、という内容でした。私の憧れるコーチの方がポジティブ心理学を学んでいることと、ウェルビーイングについてもレジリエンスの講習で学んでいくこともあり、国も年齢も違うけれど、自ら学び他者の支援を行う。私も残りの人生の使命として、自らの学びを「誰かのための良い行い」に繋げていきたい。
●P266 (オセアニア ツバル)
イースター・テカファ・ニコさん
タイトル:飛翔する翼
【要約と感想】
彼は生まれ育ったツバルでは、適切な仕事に就くチャンスが少ないと感じていた。自身はアメリカの大学で勉強するチャンスを掴み投資銀行に務める。自分自身が「適切」と感じる仕事に就けたことの喜びの反面、ツバルの若者たちが自分の翼で「適切な仕事」に飛翔できるようにという強い想いがある。
私がキャリアコンサルタントであることからも、これはツバルだけの問題でないと感じます。日本国内でも、「適切な仕事」に就くチャンスをもっと広めたい。彼の夢を読んで私も決意を新たにできました。
●P336 (バルバドス) ロネル・キングさん
タイトル:すべての女性のためのパラダイス
【要約と感想】
カリブ地域のある島に住む彼女。
性的暴力など、SNSで呼びかけ立ち上がっているが、彼女自身も被害を受けた一人。
カリブ女性がいかなる形の暴力にあうこともなく
生きる権利を持てる楽園をつくる、ことを掲げ仲間を集め声を広げている。
このような暴力は泣き寝入りしてしまう人も多いはず。想像するだけでも辛い経験だ。自分自身の経験を乗り越えるだけでも時間がかかることなのに、カリブに住む全ての女性の本当の意味での幸せを追求する彼女の強さに心から尊敬と「かっこよさ」を感じました。
●P480 アジア フィリピン アリーザ・ノカムさん
タイトル:両親の結婚が教えてくれたこと
【要約と感想】
彼女は自身のことを「ハイブリッド」と表現する。
カトリック教徒の父親とイスラム教徒の母親を持っているからだ。フィリピンでは特にこのような結婚は珍しいもの。ただ彼女は家の中で二つの宗教が共存できることを知った。紛争の影響地域6箇所に図書館を両親とともに設立。子どもたちは最初こそ…徐々に一緒に本を読んだり話したりするようになった…

感想 / まとめ

自分よりも何歳も若い、世界中の若者たちが、自分なりの困難に対して他人事ではなく、当事者意識を持ち、考えるだけでなく「行動に移している」ことに感銘を受けました。私も負けていられないなと。

この本、日本語版、ふりがな(ルビ)振られていなかったと思います。若い人ほど、子どもたちほど読んでほしいのにな、と思うと同時に、子どもたちに読んでもらうならどうするかな?というのを考えました。

●私なら…

✔小学校高学年くらいの子どもに、分からない漢字は辞書で調べながら読んで見てね、というかな。

✔中~高校生なら、日本語版英語版、一緒に渡してみたりするのも語学への興味も高まり良いかも。

✔課題として、自分の子どもなりの「WE HAVE A DREAM」を考えてもらったりするかな

などと考えました◡̈⋆

一度開いたら、手元に置いておきたくなっちゃう一冊かもしれません…!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?