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オランダで個人事業主ビザを取得するために

今回はビザの申請方法について書きたいと思います。

私は現在、オランダで個人事業主ビザ(self- employed visa)を申請中です。
まだ取得できていないのになぜこの記事を書くのかというと・・・
それは私がこのビザ申請を開始するための最初の一歩である滞在許可申請に、とにかく苦労をしたからです。
※ 今回の投稿日(2023年11月30日)現在、私はResidence endorsement(仮滞在許可証)の取得まで完了しています。

ビザの申請方法を簡単に言うと、まず必要書類を集めて記入し、IND(移民局)へ滞在許可申請を郵送で提出、その後INDからの指示に基づき追加書類を提出するだけです。
ただ、私は滞在許可申請書を書くのにつまずき、結局提出できたのはオランダに来てから1ヶ月後になってしまいました。
それは私のリサーチ不足が一番の原因ですが、私なりに事前に調べて来たつもりだったので、うまくいかなかった時は結構ショックで、何より不安でした。

そんな人が一人でも減るといいな〜役立つといいな〜という思いで、この記事を書きたいと思います!

※ 今回は私が何を参考にしてビザを申請したのか、申請してみて参考資料通りだったのか、実際はどうだったのかを書いていきたいと思います。
ただ、まだ完全に取得できていないので、まずは申請方法だけを記載し、取得後に改めてこの記事を更新して、完全なものにしたいと思っています。


1. ビザ申請は自分でできるよ!

申請って難しそうだし、よくわからないから専門家に委託しようかな・・・と考えている人は、ぜひ一回「2. 必要書類と申請方法はここで確認」を読んでみてください。
申請を委託するかどうかは、個人の移住に掛けられる予算や不安要素によって変わると思いますが、私個人としては委託はせずに自分で申請することをお勧めします。

私の長い文章を読む時間はないよ〜という方は、とにかく「2. 必要書類と申請方法はここで確認」に載せていますhiroimonoさんの記事だけご確認ください!

時間がある方は、私が他の日本人の方々から聞いた内容を元にまとめた、それぞれのメリットとデメリットもご確認ください。

◇ 委託するメリット
一番大変な家探しや大まかな必要書類の提出作業を任せることができる。
◆ 委託するデメリット
お金がかかる、委託しているにも関わらずうまく申請作業が進まないことがある。
(これは委託先やオランダの移民局担当者によって起こる可能性があるそうです)

◇ 自分で申請するメリット
とにかくお金をグッと節約できる。
◆ 自分で申請するデメリット
家探しや提出書類の詳細、フローの確認を常に自分で行う必要があるため時間が必要になる。

2020年頃から現在までにオランダに住んでいる親切な日本人の方々から、移住についてたくさんの情報をいただいてきました。
個人的な感覚では、申請を委託したか自分でしたかの割合は半々くらいです。
申請よりも大変なのは家を探すことなので、そこがクリアできそうであれば絶対に自分で申請することをお勧めします!

私はたくさん情報を仕入れていましたが、コロナを経て2023年からIND(移民局)やGemmente(市役所)での申請方法と手順が大きく変わっていたため、出だしで面を食らってしまいました。笑

2. 必要書類と申請方法はここで確認

最新の申請手順をとてもわかりやすくnoteにまとめている方がいたんです。
それはhiroimonoさんの記事です。
申請方法や手順が変わって面食らっていた私にとって、この記事は救世主でした。
※ 変更があると随時更新してくれています!

hiroimonoさんの記事は購入する必要がありますが、委託する場合の値段とは比べものにならないほど安いですし、私個人としては本当に良い買い物だったと思っています。

INDのサイト内からダウンロードして提出する書類は全38ページあります。
そしてその内容は申請前の段階では記載できないことも多く含まれているため、どう記載したら良いのか、本当に全部提出しなければいけないのか・・・と頭が混乱し、結局INDへの滞在許可申請が遅くなってしまいました。

特に私はTOEICで高得点を取れるほどの英語力もなく、INDのサイトや資料を理解するのも時間がかかってしまいます。
そんな英語レベルの人でもすぐに申請書類準備ができるのが、hiroimonoさんの記事です。
自分で申請しようと思ってるけど、ちょっと心配なんだよな〜と思っている方もこの記事を読めば心配要素は吹き飛ぶと思います。

※ 私は個人での申請でしたが、hiroimonoさんはご家族で申請されているので、ご家族で移住される方も参考にできると思います。

3. sakiからの追加アドバイス

hiroimonoさんの記事だけでも十分ですが、申請方法は日々、そしてINDの担当者や申請時期によって変わるので、私からの情報も箇条書きで共有したいと思います。

・パスポートの写真も渡航前にコピーできる箇所は、渡航前に印刷を完了しておくこと。
hiroimonoさんの記事にもありましたが、こっちでは気軽にコピーができませんし価格が高いです。入国の際のスタンプは事前に準備することができませんが、それ以外は日本で印刷しておくことをお勧めします。

・デビットカードは絶対に用意すること。
こちらも記事にありますが、私は「絶対」という言葉を入れます。
幸いにも私はパートナーがオランダにいたのでどうにか生活できていますが、デビットカードがなかった場合、銀行を作るまでの約4ヶ月ほどスーパーで買い物ができず、クレジットカードは円安の影響や毎回かかる手数料によって地獄を見ることになっていたと思います。

・Family Register Certificate(戸籍謄本証明)申請用資料は、大使館ではなく法廷翻訳家にお願いするのがお勧め。
アポスティーユ認証された戸籍謄本は、翻訳とリーガライズが必要になります。多くの人が大使館でその作業をお願いしていますが、アムステルダムから日本大使館のあるハーグへ行く時間や電車賃を考えると、法廷翻訳家の方にまとめてお願いする方が楽ですし、結果的にお得だったなと思っています。(私は全部で€70くらいでしたが、金額は戸籍謄本のページ数や法廷翻訳家によって異なります。)
※ ただし年によって、法律や提出方法も変わるため一度INDへ確認をお願いします。

以上です。
そんなの当たり前でしょ〜という内容も含まれていますが、念のため全て記載させていただきました。
申請が進んでいく内にまた追加アドバイスが増えるかもしれませんので、その場合は都度更新していきますね。
少しでも誰かの役に立つとうれしいです!



おまけ

1週間に1回投稿しようと思っていましたが、気がつけば11月下旬・・・
現在は東京にいた時のように1日8時間以上、毎日働くような生活はしておらず大したこともしてないのですが、やはり海外で暮らすというのは気を遣って、必要以上に疲れている気がします。

あっという間に2023年が終わってしまいそうですが、
感覚がフレッシュな内に感じたことを投稿できるようにゆるく頑張ります!

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