マガジンのカバー画像

DRAWDOWN

12
運営しているクリエイター

#気候変動

第5位 熱帯雨林の再生

第5位 熱帯雨林の再生



熱帯雨林が最大の炭素シンク(要は微生物ふくめて生き物がたくさんいる)だし、吸収源なので再生、保全しましょー!ってことですね。

とはいえさすがにアマゾンとか遠いなー、、と思ってたら。意外なつながりをみつけました。「大豆」です。

実はブラジルでは、大豆や牛肉の生産のため森林破壊が進んでいるとのこと。作られた大豆の7割は中国に輸出され、油を絞って植物油になり、その残りが豆腐や家畜の餌になっている

もっとみる
第4位 植物中心の食事

第4位 植物中心の食事

FAOの資料によると、畜産から排出される温室効果ガスが、全体の14.5%にものぼるとのこと。

「シン・ニホン」に書いてあったのは大型動物の質量構成、人間が27%で、そのために生きてる家畜が64%、野生動物はたったの9%しかいないとのこと!

どうも人類、肉食べ過ぎらしい。
草たべよう、草。
最近はアスリートも肉を食べなくなってるって!
なんとその方がパフォーマンス上がるかららしい。

草食おう。

第8位 大規模ソーラー発電

第8位 大規模ソーラー発電



太陽の無限のエネルギーを利用しましょう、という話。
太陽光発電を大規模に展開するのを Solar Farm というらしいです。従来の発電所に匹敵するような数十、数百メガワットのものも。
ライフサイクル全体でのCO2排出は石炭火力の94%減!
そのほかの大気汚染(世界で370万人の早期死亡の原因 in 2012)もありません。

石炭、天然ガス、原子力を新設するより早く安い。
燃料不要でメンテナ

もっとみる
第9位 森林放牧

第9位 森林放牧



牛の大量生産のためにめっちゃ森が焼き払われたり(例えばアマゾンの伐採の勢いはすごい涙)、温室効果ガスやら水やら環境負荷がかかってる、というのは有名な話になってきましたが(のか?)、それをマイルドにしてくれる希望の星、ともいえるのがこの林間放牧、というやつ。

平たくいうと、僕らがイメージするようないわゆる「ザ・牧場」ってかんじの牧場をつくるのではなく、生態系をのこしたままその中に牛を放つ、とい

もっとみる
第1位 冷媒の管理

第1位 冷媒の管理



第一位は、「冷媒の管理」です。
冷媒?何??って感じですが。
冷蔵庫とかクーラーに使われてる、冷却するための材料のことです。

「フロンガス」がその筆頭だったのですが、オゾン層を破壊するので使用禁止になりました。その後、フロンガスの代わりに使われるようになったのが、「代替フロン」というもの。これが、CO2の1000-9000倍もの温室効果ガスらしいのです。

冷蔵庫やクーラーなんかがその辺に放

もっとみる

DRAWDOWNとは

Project Drawdown とは「温暖化を止め、逆転させるには何をする必要があるのだろう?」
 アメリカの環境活動家である Paul Hawken のこの疑問から、プロジェクトは始まりました。

 温暖化防止や逆転に効く解決策を、
・既にあるものの中で、何が最も効果的な解決策なのか
・測定できるのであれば、それが温室効果ガスの削減にどのくらい効くのか
・そしてその解決策を実行するのにお金がい

もっとみる