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氷を愛でる その2 【十和田湖 24/2/7】

昨日に引き続き氷を愛でるday。
今日はin十和田湖です。

数日前のツアーで十和田湖に立ち寄った時に、湖岸の氷が青く見えて気になっていたのです。
解ける前に行かなきゃと思っていたのですが、無事に間に合わせることができました。

幸運なことに穏やかな日で落ち着いて撮影できたんですが、荒れていたであろうことがわかる痕跡がしっかりとありました。

氷漬けの杭

ここは夏の間は遊覧船が発着する小さな港で、船を係留する為の杭が等間隔で並んでいますが、その全てが氷漬けになっていました。

容赦ない波飛沫が繰り返し打ち付けていたことが想像できるような、見事な造形です。


冒頭の写真の青い氷も、激しい波飛沫によって形成されたものです。

元々雪が積もっていた所が波飛沫を繰り返し被ることで多量の水分を含んだ状態で凍結。
その上にさらに波飛沫がかかり、また凍結を繰り返すことで氷の厚みが増していきつつも、飛沫が強く打ち付ける所はほんの少しだけ解ける…

というようなプロセスで、複雑な凹凸をもった厚みのある氷が生まれたんだと思います。


雪ではなく氷なので、まぁよく滑ること。
アイゼンでも履いてないとまともに歩けません。
転んでカメラを落としてしまっては事なので、這いつくばるように移動していたら…

どこまでも続く氷の山脈!

目線が低くなったおかげで、ユニークな見え方を発見することができました(^^)
氷の造形って本当に面白い。

さらにさらに、

氷の山脈の下は氷柱の洞窟

氷の厚みはどのぐらいかなと、端の方に来てみたら面白い光景を発見。

パッと見た時に、ナウシカの腐海の底の描写が思い浮かんだんですが、分かる方いますか笑

氷柱の気泡が美しい

なんだか久しぶりにナウシカを見返したくなっちゃいました。
ちなみに一番好きなジブリ映画は千と千尋の神隠しです。

ジブリの映画は細かい所までしっかりと描写されていて、見るたびに感心してしまいます。
特に、ネイチャーガイドの仕事を始めてからは自然の見方が変わったので、色んな所に気付きがあって面白いんです。

ネイチャーガイドと観る、ジブリ映画鑑賞会
面白いかもなぁ笑



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