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雪のうずまき

もう春がくるのか!?と思わせて突然ドカッと積もった重めの雪。
除雪するのがとても大変で、重たい雪は嫌われていることがほとんど。

かくいう私もどちらかというと好きではない。
重いのか軽いのかどちらが好きかと問われれば、即答で軽い方を選びます。

でも、重たい雪だからこその遊び方もあるんです。
重たい雪というのは水分を多く含んでいる状態の雪で、雪同士が簡単にくっつきます。
雪玉や雪だるまを一番作りやすい雪です。

積もった雪が太陽光で解けはじめると、表面付近が水分を含み始めますが、内部の雪は太陽光の影響を受けにくいので、表面と内部とで雪質に差が出てきます。

そんなコンディションの時に斜面から雪玉を転がすと、驚くほどの勢いで巨大化するんです。
それが冒頭のうずまきの写真。

コンディションが整うたびに転がして遊ぶんですが、冒頭のうずまきが今までの最高傑作。
直径1m程度で、重た過ぎて蹴飛ばしてもびくともしませんでした。


上から転がしまくった跡

大きいことに加えて、綺麗な渦が残るようにするのが結構難しくて、雪質と斜面の適切な斜度選びが重要だったりします。
上の写真の時は湿り気が足りず、途中で崩れてしまうものがほとんどでした。


この、雪がめくれるようにくっついて転がる様子のことを「雪まくり」と呼びます。
上で紹介した写真は私が遊んで作ったものですが、自然に雪まくりができることがあるんです。

枝に積もった雪が落ちたことをきっかけにできることもあれば、雪の積もった平原に強風が吹いてできることもあります。

私が見た中で一番綺麗だったのがコチラ

これぞ自然の芸術!

こんなことってあるの!?と疑ってしまうくらいの出来栄え!

ヨックモックのシガールというお菓子、皆さんわかるでしょうか?
このぐらい巻いてあるシガールを一度でいいから食べてみたいものです笑

実はこの2日間森に行けておらず、新しく積もってからの奥入瀬渓流を見れていないのですが、ひょっとすると雪まくりで遊べそうだなぁと思い、紹介してみました。

明日はお天気も良さそうで楽しみです(^^)


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