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道路で死亡は絶妙

沖縄の国立公園である「やんばるの森」に行ってきたのですが、動物たちのロードキルについての話が出るんですね。

ロードキルをざっくり説明すると、車で動物を轢き殺すことです。

一番被害が多いのがタヌキ、次がイヌとネコ。

以下の記事はネコだけの数ですが、とても多い▼

ヤンバルクイナは全世界で1500羽いる中で、毎年約22羽ロードキルにあっていたりします。

ロードキルを詳しく知ったのは、すこし前にPodcastで聞いていました。

ここでの話の中でロードキルは絶妙で、

「道路の上で死んでいればカウントされるけど、道路で轢かれて致命的なケガになって森の中で死んだ場合はカウントされてない」

みたいなことを言っていたんですね。

ということは、

「道路で小動物が死んでいてもカラスなどが持って行っちゃったらカウントされない」

とかもありえそう…。

カウントすらされない

さらに虫などの小動物はロードキルの調査でカウントされていません。

車を運転していてフロントガラスに当たって死ぬ昆虫たちは驚くほど多くて、虫が減った原因の一つだったりします。

こう考えると、実際に死んでいる動物の数は、国が調査してる数の倍以上の動物が死んでいるんじゃないでしょうか。

というわけで

ロードキルの記事でした。

車は便利であり、人間も動物も関係なく命を奪うものでもあり、武器だったりします。

対策としてはスピードを上げ過ぎない。

先日、西表島でバスに乗った時にバスのスピードが遅かったんで、バスの運転手さんに聞いたところ

「もし、イリオモテヤマネコを轢いてしまうと、島の新聞に取り上げられる」

と言っていました。

島の住民はロードキルに関してはめちゃめちゃ慎重です。

運転する時は武器を扱っていると思って、気よ付けたいですね。


おわり


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