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血液型のヒミツ

まず最初に、私は研究者ではない。医師免許もないので予めご理解いただきたい。

その上で、様々な論文は拝読する事は誰でも可能である。

血液型について色々見た中で「そうなのか!」と思う事があったので要約したい。

血液型とは何?

A B O AB型とRh型(D抗原)とでざっくり8パターンあると言う理解で問題ないのだが、細かく言うと41パターンだとの事。

血液型を理解するためには抗原と抗体というワードを理解する必要がある。

抗原というのは赤血球(酸素を運ぶ人)が着てる服みたいなものだ。抗体というのは血漿(赤血球の周りを満たしてるセキュリティ)の事だ。ざっくりそんな感じ。

血漿(セキュリティ)達には「こいつら見かけたら捕獲しろ」という手配書が予め配られている。

彼らが持ってるのはB型やAB型の服装写真だ。

その服装が侵入してきたら囲んで捕獲して破壊する。

だからほかの血液型を輸血できないのだ。

O型について

実は元々はO型ではなく「ゼロ型」なのだ。

A型の服もB型の服も持っていない裸のやつ。セキュリティは服装しかみてないので、裸のやつは見逃す事にしている。

A型の服もB型の服もない「ゼロ(裸)」型だったのだが、アルファベットのOと数字のゼロが混同されてO型と呼ばれるようになった。

ちなみにRhも服装の事なのだが、紛らわしいので帽子の色くらいに考えてたらいい。

日本にはA型が40% O型が30% B型が20% AB型が10%の割合で存在するのだが、Rhマイナスは200人に1人なのでとても稀である。

人口分布

西日本にA型が多く関西より東の本州ではB型比率が上がる。また北海道に行くとO型が増えるのが分かる。

これは日本にどこから先祖が来たのかを測る指標になる。

西日本は縄文人由来が多く東日本は弥生人(朝鮮半島由来)が多く、北海道は太平洋(ポリネシアン?)由来が多いという事になる。

さてここからは独自の見解。

性格診断について

これについては100%関係ないと各種の研究論文で否定されている。当たり前の話である。

それなのに日本赤十字の献血に於いて、O型の献血率はぶっちぎりなのだ。

とあるデータで見ると過去1年以内に献血した人は、A型4.1%、B型4.3%、O型7.5%、AB型7.1%になりO型とAB型は圧倒している。

これだけ見るとO型やAB型は良い性格の人が多い!

となるのだが実は違う。

O型の人は「O型の血液は万能」という事を知っているのだ。とりあえずO型さえあれば全血液型に使えるという事を知っているから献血するのだ。

またAB型については「とてもレアな血液型」だと認識しているから献血行動に移りやすいのである。

やっぱり性格と血液型は全く関係ないのだ。

だがしかし!よくよく皆さんの過去を思い出して欲しい。

⚪︎同じ血液型の人とは恋愛がうまくいかなかった

こういう経験はないだろうか?

少なくとも私はハッキリと「合わない」と言える。そもそも好きになった相手が同じ血液型だった事がほぼゼロだ。

選んだわけじゃなく、結果として明確な差がある。

これはどういう事だろうか?

これについては血液型というより遺伝子の問題の可能性が高い。

人間の遺伝子というのはそもそもバグがある。アレルギーもそうだし身長やなりやすい病気など遺伝的な欠点がそれぞれにある。

そして遺伝子というのは自分が持っていない「強み」を持っている遺伝子に惹かれるのだ。

家族を恋愛対象として見れないのも、同じ遺伝子なので生物学的にメリットがゼロだからなのだ。

そして遺伝子は、自分が欲してる遺伝子をもつ異性に遭遇すると微弱な電気を発する。よく一目惚れしたときに「電気が走るような感覚」と言われるが、実際に電気は走ってる訳だ。

ビビビと来るのである。

だからできるだけ自分と違う遺伝子、ここで言うと血液型もそれに含まれる訳だから、違う血液型の人に惹かれるのも納得できると思う。

ただ、あくまでこれは肉体的、遺伝子的に惹かれるという話であって性格が合わない時も多々あるだろう。

そんな訳で血液型のことを少しは面白いなと思えたのではないだろうか?

パートナーを探す時は「血液型が違う人」を探すと、もしかしたらビビビと来るかも知れない。

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