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大学を超えて繋がる"起業部運動会"OICXnights #7 開催レポート

こんにちは!こちらはOICXイベント企画チームの田中です。今回は2024年6月に開催した「起業部運動会」のイベントレポートをお届けします!


企画の背景

いま、東海地方の様々な大学で起業部が立ち上がっています。普段はそれぞれの大学が活動拠点になっており、他の大学との交流機会が少ない状況でした。また、イベントも勉強会や事業アイデアのブラッシュアップが多く、もっと気軽に交流できる会がほしいという声も上がっていました。
そこで、もっと気軽に参加でき、大学を超えて繋がるイベントとして企画したのが今回の「起業部運動会」です。

「起業部運動会」というタイトルの通り、普通の運動会にはない様々な面白い仕掛けを企画しました!

開催概要

会場は なごのキャンパスの体育館をお借りし、4チームに分かれて全3種目を行いました。その後はOICXに移動し、賞品授与と交流会を開催しました。
参加いただいた学生は以下の通りです。(50音順)

  • 岐阜大学起業部

  • 中京大学起業部

  • 南山大学起業部

  • 三重大学起業部

  • 名古屋大学起業部

  • 名古屋工業大学起業部

  • 藤田医科大学起業部

  • 個人(中京大学など、起業部に興味のある学生)

チームアップの様子


①起業のヒントを探せ! -宝探し

ホイッスルと同時に走り出す様子

1種目目は「起業宝探し」です。

ルール

  • お金や宝が書かれた紙を集め、合計金額の高さを競います。

  • お金カード・VCカード・チームスキルカードの3種類あり、VCカードは合計金額が1.5倍になったり、チームスキルカードは「コワーキングスペース」と「コミュニティマネージャー」など組み合わせを成立させることで価値が生じたり、様々な特性を持った宝が散りばめられています。

  • さらに、交渉も可能でチームを超えて交換などをすることで合計金額がさらに高くなります。

学生にとって聞きなじみのない言葉も、ゲームを通じて大まかなイメージを掴んで頂きました。

集めた宝の計算中・・・


②アントレプレナーオデッセイ -障害物競走


全力でジャンプ!

2種目目は障害物競走です。障害物競走には3種類のパートがあります。

1つ目のパートは、風船リフティングです。
風船を落とさないように打ちながら走り、第2走者にバトンタッチです。

・・・前に急ごうとすればするほど、風船は上に浮かび上がってしまいます。物の本質を見抜く、冷静な対応力が求められる競技です。

風船リフティング


2つ目のパートはパン食い競争です。
宙に浮くパンを掴み、第3走者にバトンタッチです。

・・・目標が高ければ高いほど、しっかりしゃがんでジャンプする必要があります。目標に到達するための準備力が意識される競技です。

パン食い競争


最後のパートは、借りスキル競争です。
借り物競争のスキル版で、「TOEIC○○点」や「プログラミングスキル」など様々なスキルを持った人を探し、一緒にゴールです。

・・・何事も、ゴールするためには仲間の力が必要です。状況に応じた仲間を呼ぶ、そうした求心力を意識できる競技です。

借りスキル競争


③イノベーションボトルチャレンジ -ペットボトルタワー

3種目目はペットボトルタワーです。
チーム全員が攻撃と防衛に分かれます。防衛メンバーはペットボトルタワーをなるべく高く積み、攻撃メンバーは敵チームのペットボトルタワーを新聞紙を丸めたボールで倒します。積んだペットボトルタワーの高さを競います。

・・・この競技のミソは、組織編成と既存リソースをどれだけ最適化できるかであり、作戦時間で各チーム綿密な計画を練っていました。

ペットボトルタワーの様子
積み方を工夫したり・・・
ペットボトルキャップで高さを出したチームも!

運営チーム

この起業部運動会は、OICXだけでなく、STATION AiNAGOYA INNOVATOR'S GARAGEの皆様にもご協力いただき実現することが出来ました。運営も学生メンバーで構成されています。
各施設からそれぞれの学生インターンが集まり、垣根を超えた学生交流は参加者だけでなく運営チームでも行われました!

運営チーム

表彰・賞品授与

OICXに移動後、参加チームへの表彰が行われました!

シークレット賞(ギフトカード1万円分)
OICX賞
INNOVATOR'S GARAGE賞
STATION Ai賞

交流会

交流会では、中京大学4年の高橋さんが開発中の交流促進アプリが導入され、参加者のプロフィールを見ながらの交流会が開催されました。
運動会後ということもあり、とても大盛り上がりの交流会になりました!

交流会の様子

参加後アンケ―ト

今回の起業部運動会は、これまでOICXnightsとして開催していた講演&交流の企画とは違い、レクリエーションがメインのものでした。まだ起業に対してどちらかというとネガティブな学生を参加者のメインターゲットとしており、楽しさを共有することでまずはコミュニティの居心地を良くしてもらおうという願いから企画を行いました。
そうした願いが届いたのか、参加後の意見はとても嬉しいものばかりだったので、少し共有させてください!

普段の起業部交流会では少し緊張してしまい、あまり話すことができませんが、今回は一緒のチームないだけでなく、宝探しや障がい物競争、ペットボトルタワーなど一緒に作業をすることで会話も生まれすごく楽しかったです。一緒のチームになった子とこの交流会後ご飯に行きました!他大学の子とこんなに仲良くなれたのは初めてでした 次も絶対参加したいです! 改めて皆さんありがとうございました!

色んな出会い、繋がりがあって、最高に楽しかったです!初対面だけど、運営の方とかも気さくに話しかけて下さり、打ち解けることが出来ました。こんな集まりがまたあれば是非開催して欲しいです!!!本当に良い出会いが出来ました。大満足です!ありがとうございました!

大学生になって運動会なんてやる機会ないので、チーム一体となって盛り上がる楽しさを久々に味わうことができました!すごく楽しかったです!!!同じチームの初めましての子とめちゃくちゃ仲良くなって一緒にライブ行く約束しました✌️

起業部運動会のもたらした効果とは?

起業部運動会は、参加した学生に楽しんでいただいただけではなく、様々な効果をもたらしました!

  • 起業部創設

個人で集まっていた方の中には、「自分の大学には起業部がないけど、他の大学はどんな形で運営しているか知りたい」という学生の方がいました。
実はそのような声を事前に拾っており、同じ大学の方同士をお繋ぎした結果、起業部創設へ踏み出すことになったそうです!

この界隈の中京大生になかなか出会えなかったのですが出会えた上に起業部創設に動き出すことが出来ました。更に、新しいアイデアもブラッシュアップできたので今後に繋がるイベントでした。

これからさらにOICXなどのスペースを利用して起業部の活動拡大へ進めていただきたいと思います!

  • OICX学生会員の増加

名古屋駅直結という抜群のアクセスの良さがあるにもかかわらず、学生の方にはまだOICXを知らない方も多くいます。今回起業部運動会に参加いただいた学生の方のうち初めてOICXを知った方も多くいましたが、このOICXの魅力を知っていただき、学生会員の登録が急増しました!OICXの正式名称は「名古屋大学オープンイノベーション拠点」ですが、実は名古屋大学に関係なく、どの大学の学生さんでも利用できます。
ぜひ口コミなどでさらに学生の皆さんにOICXを使っていただきたいと思います!


これまでのOICXとは異なるタイプのイベントでしたが、参加者の皆さんからの反響も多く、今後の活動へ繋がる機会としてとても手ごたえを感じました!
ご参加いただいた学生の皆さん、そしてご協力いただいたSTATION AiやNAGOYA INNOVATOR'S GARAGEの皆さん、ありがとうございました!さらに東海の学生起業部とも協力しながら、スタートアップエコシステムの構築・発展を目指していきます!

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