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ハイキーで写す4枚の東京国際フォーラム

どうもO太郎です。

東京国際フォーラムという場所をご存知でしょうか。

東京駅と有楽町駅の間に位置して、展示会用のホールや会議室・美術館を抱えるコンペティションセンターで、ガラス張りの巨大な舟形の外観や、地下から天井までつながる吹き抜けなど建築の美しさも有名な施設です。

その美しさから都市風景写真やポートレート撮影など、フォトグラファーにも人気のスポットですね。

今回はこの東京国際フォーラムの夜をハイキーで切り取ってきました。


▼アートの中に入り込んだような景色

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建物の外周には緩やかな傾斜のスロープがあり、5階まで登ることができます。

長い長い坂を登った先から見下ろす景色は一つの作品の中に入り込んだような美しさですね。

白と透明のツートンカラーで構成された建物のシンプルさと天井部の舟形の構造が特徴的で、丸みを帯びた流線型の形状はこの撮影位置から眺めると奥行き感を強く感じられます。

贅沢な空間の使い方ですよね。


▼シルエットスナップ

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窓の外を眺めると光る床を発見。

行き交う人のシルエットが白の床に映えますね。

格子の交点に人が来るタイミングで撮影するのがポイントです。

人をシルエットにする写真は数多くありますが、自分で撮影してみると「人」というアイコンの強さを感じます。

絶対に目で追ってしまうアイコンとしての「人」の強さは写真表現の中で欠かせない要素だと気付かされます。

風景写真の中に小さく人を配置したり、スナップに人影を配置したり、汎用的に「人」を取り入れることで写真の魅力を高めていきたいですね。


▼見上げる天井

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地下1階に降りてきました。

見上げる高い高い天井は海の底から船底を見ているようですね。

壁のオレンジが鮮やかだったので画面の半分を壁に捧げました。

ガラス越しに見える青黒い夜の色が対色となってバランスの良い色味になりました。

「そびえ立っている」という言葉が似合います。

▼シンメトリーの構造美

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線対象になっている構造の魅力を映した1枚

まじまじと見ていると鉄骨の1本1本が骨のようにも感じられます。以前、鯨の骨格標本を見たことがあるんですがやけに似ているんですよね。

既視感があるなと思ったら、鯨のあばら骨とにているんです。妙に納得してしまいました。

線対象の話をするつもりが鯨の話になってしました。


▼最後に

東京国際フォーラムの夜は空の黒と鉄骨の白のコントラストが綺麗ですよね。

この白の美しさを生かすためにはハイキーがよく似合います。

建造物の写真を撮る時は外観を撮ることが多いんですが、ここまで広い空間があると内側からでも多くの構図で撮ることができますね。

フォトグラファーに人気の理由の一つかもしれません。


今回は夜の撮影でしたが、光が差し込む日中も魅力的な写真が撮れます。

日中は光を生かしたポートレート撮影が人気ですね。

日中に来ると5階やスロープはポートレートカメラマンとモデルで埋め尽くされててびっくりします。

東京のランドマークの一つ東京国際フォーラム。一度訪れてみてはいかがでしょうか。



ご拝読いただきありがとうございました。お楽しみいただけましたら是非フォロー・スキをお願いいたします。

▼今回の撮影機材
カメラ:α7Rⅲ
レンズ:sigma 24-70mm F2.8 DGDN

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