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核兵器廃絶に向けて/逢坂誠二 7892回

夜明け前の函館、東の空に雲は少なく、地平線がオレンジ色に染まっています。気温22度です。日中も晴れ、30度まで上がる見込みです。

1)核兵器廃絶に向けて
今年も広島と長崎、二つの原爆の日が過ぎました。

79年前の夏、広島、長崎に投下された原子爆弾は、多くの人々の命を奪いました。原爆の犠牲となられた全ての方々に哀悼の誠を捧げます。ご遺族や未だ被爆の後遺症や耐え難い哀しみに苦しまれている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

岸田総理は、2021年の就任会見で「核兵器のない世界に向けて全力を尽くす」と明言しました。しかし「核の傘」を含むアメリカの戦力で日本への攻撃を思いとどまらせる拡大抑止をめぐる初の日米両政府の閣僚級会合を、先月、開催しました。日本の核兵器依存は深まっています。総理の発言と行動は矛盾しているように見えます。

原爆の日に対する国民の認識も、かつてほど強いものではない、私はそんな印象を受けています。(私の杞憂かもしれませんが。)こんな状況だからこそ、核兵器廃絶に向けた具体的な取り組みが必要です。

その一つが、核兵器禁止条約への対応です。この条約への署名国は90ヶ国を超えました。アメリカの「核の傘」の下のドイツもオブザーバー参加しています。日本もこの条約会議へのオブザーバー参加をめざすべきです。

「私たちは、人道支援、経済連携などを推進するとともに、核兵器の廃絶をめざし、人間の安全保障を実現します。」

これは立憲民主党の綱領です。核兵器の廃絶を目指して、歩みを進めます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月10日 その6195『逢坂誠二の徒然日記』7892回】

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