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「悪の教典#9」 エマーソン・レイク・アンド・パーマー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第350曲

<タイトル>

悪の教典#9

<タイトルの原題>

Karn Evil 9

<収録アルバム>

恐怖の頭脳改革

<アルバムの原題>

Brain Salad Surgery

<アーティスト>

エマーソン・レイク・アンド・パーマー

<解説>

 イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドであるエマーソン・レイク・アンド・パーマーの楽曲で、1973年に設立されたレーベル「マンティコア・レコード」からの初リリースとなります。

 「悪の教典」はその中にあって、時間としての長さでは、アルバム全体の実に半分以上を占める長大なナンバーです。

 大きく第1~3印象の3つのパートで構成されております。

 しかしながら、とにかく四の五の言わずに聴いてほしいというのが本音ですね。

 そもそものアルバム・タイトルがスラングであり、当楽曲内の歌詞にもそれがちりばめられているようです。

 わたしなどこれを聴いてテンションが上がると、「イッツ・ア・ダイナモぉっ!」と心の中で叫んでしまいます。

 ごぞんじのない方は困惑されるかもしれませんが、ロックだとかプログレだとかはよくわからないという理由で、この曲を知らないままにしておくにはあまりにももったいない。

 それくらい燃えるナンバーになっております。

 正確には「トリップ」と言ったほうがより近しいかとも思いますが。

 20分ほどもありますが、長さは感じさせません。

 ELPのアルバムの中でも一二を争う人気作ですし、さしあたり動画サイトやアプリなどで探されてはいかがでしょうか。

 ドライブ・ミュージックなどにもよいかと思います。

 時代を越えて愛される傑作、まさに「マスター・ピース」のひとつであると言えましょう。



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