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大きな災害が起こったとき、陰謀論に結び付けるのは、誰かのせいにしたいから。

被害の全貌がまだつかめないけど、元旦から大きな地震がありました。お亡くなりになった方のお悔みを申し上げるとともに、被災された方が少しでも早く暖を取れる状態になれるようお祈りいたします。

自分の想像を超える災害や事件、事故があったとき、SNS上で絶対上がってくるのが、「陰謀論」。今回の地震も「人工地震だ!」と誰かが言っている投稿がXにありました。

私は、こういうのを目にすると悲しくなります。

真偽のほどはわかりませんが、「陰謀論」を唱える人は、

「何も悪い事をしていないのになぜこんな被害が起こるのか?」


「絶対誰かが何かを仕組んだに違いない」


という他責の思いが無意識の根底にあります。仏教では「因果の道理」といって、「物事には、必ず因(原因)がある」と教えられますので、仏教が好きな私は陰謀論を信じませんが、ここをお話すると長くなるので、詳しいお坊さんに聞いてください。

あまりにも被害が大きすぎて、自分の頭では処理できないほどの災害が起こったとき、人は思考停止します。しばらく考えて、結局金持ち一族や国のせいにする。それが陰謀論の本当の姿だと思います。

仮に本当に誰かの陰謀だったとしても、それをどれだけ声高に叫んでも、

誰も、何も、救われない


のです。死んだ人は帰らない。倒壊した家も元に戻らない。今、私たちにできることは、亡くなった方を弔い、被害をこれ以上拡大しないこと。そして、

自分の身を自分で守るために、身近でできることをまずやる。


それだけです。陰謀論を唱えても誰も救われないので、やめましょう。

#陰謀論
#他責
#人のせい
#誰かのせい
#国のせい
#一族のせい

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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。