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結婚したいけど、したくない(ココロノマルシェ)

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こんにちは、情熱の国スペインに住む、海外脱出系カウンセラ-、あしべはるかです。今日は掃除洗濯をした後、パンとツナ缶とりんごを持ってハイキングに行ってきました。山の頂上近くの駐車場で車を止めて、しばらく歩き、眺めの良いところでサンドイッチを作って頂きました。風が冷たかったけれど、遠くの雪をかぶった山々やキラキラ光る海が見えて、気持ちよかったです。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて今日は、*ココロノマルシェへのご相談にお返事をしたいと思います。
*(根本裕幸カウンセラ-の、カウンセラ-育成講座を卒業したお弟子たちが、皆さんからのご相談に、無料で回答するブログです)

お問い合わせ内容
結婚したいけど、したくない(るいさんより)


はじめまして。30代です。
未婚です。恋愛、結婚について悩んでます。
私は昔から彼氏ができにくいタイプでした。仲のいいグループ5人のうち彼氏いないの私だけとかざらにありました。え、まだいないの?興味ないんだね。って罵られたこともあります。
女子中高大で、中高は男女交際禁止のルールがある厳しい学校でした。だからか、男性と話すときには冷や汗でてました。

大学に入ってからは自由になりよく男性を好きになるのですが、自分から好きだと告白したことはありません。怖くてできません。でも向こうから来てくださる場合もあり、2人ほど男性と付き合ったことがあります。
2人目の彼、28才の時にまさに適齢期の時にお付き合いしていた優しい彼がいました。もちろん欠点もありましたが、お互い上手くやってましたし、私がヒステリーを起こしても寄り添ってくれることが多く幸せだなと思っていました。そんな彼に結婚しよう。とプロポーズもされました。しかし、私は見事に幸せをぶっ潰すことに成功しました。プロポーズを断り、彼とはそれっきりです。

当時から結婚をすることが怖くて仕方ありません。結婚式をするとなると親戚付き合い、仕事の人たちと家族が顔を合わせること、義父義母、兄弟との関わりに対する不安や重さ、嫌悪感、逃げたいと言う思いすべてが頭の中で爆発寸前。彼には理由は告げませんでしたが、彼のことが嫌いなわけではなく、結婚自体がこわいんです。

あれから5年ほど経ちました。その間も好きな人はできるのですが、適齢期で向こうも結婚を意識するだろうと思いなかなか交際に踏み切れません。結婚はしたいんです。でもいざ目の前に結婚が来た時、母親と同じようになる恐怖、自分のような苦しみを感じながら子供はいきるのかという苦しい考え、あとは前述させてもらった結婚後の人付き合いの拒否反応が沸々とわいてきて、苦しいです。

結婚を躊躇なく素直に望める人になるにはどうしたらいいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

こんにちは、るいさん!あしべはるかです。ずいぶんと長い間、こわい気持ちを抱えて来られたのですね。周りからの心無い言葉や理解も無しで、おひとりでよく頑張っていらっしゃったと思います。少しでも気が楽になれるよう、ご一緒に見ていきましょうね。

>私は昔から彼氏ができにくいタイプでした。仲のいいグループ5人のうち彼氏いないの私だけとかざらにありました。え、まだいないの?興味ないんだね。って罵られたこともあります。

仲の良いお友達から、こういうことを言われたら、悲しいですよね。彼氏がいない、ということ、に加え、心ない言葉が辛いですよね。

>女子中高大で、中高は男女交際禁止のルールがある厳しい学校でした。だからか、男性と話すときには冷や汗でてました。

私も中高一環の女子校でしたので、その雰囲気は、わかるような気がします。あれはあれで良い部分もあるようですが、小学校まで一緒だった男性陣が、いきなり、遠い存在になってしまうのは、不思議な現象ですよね。

>適齢期の時にお付き合いしていた優しい彼がいました...そんな彼に結婚しよう。とプロポーズもされました。しかし、私は...プロポーズを断り、彼とはそれっきりです。
>当時から結婚をすることが怖くて仕方ありません。結婚式をするとなると親戚付き合い、仕事の人たちと家族が顔を合わせること、義父義母、兄弟との関わりに対する不安や重さ、嫌悪感、逃げたいと言う思いすべてが頭の中で爆発寸前。彼には理由は告げませんでしたが、彼のことが嫌いなわけではなく、結婚自体がこわいんです。

お付き合いしていた優しい彼にさえ、お断りの理由を言えなかった。気持ちに圧倒されて言葉にならなかったのかも。もしかして1人ですべて抱え込んでこられたのでしょうか。追いつめられたように感じていらっしゃったのかもしれません。辛い思いをされましたね。

>あれから5年ほど経ちました。その間も好きな人はできるのですが、適齢期で向こうも結婚を意識するだろうと思いなかなか交際に踏み切れません。結婚はしたいんです。

一緒にいられる人が欲しい...そして好きな人と一緒にいたい。それでも結婚に踏み切れない。どこかで過去の自分のことを責めていらっしゃる部分も混じっているのかもしれません。一体どこからこの恐れの感情は、湧いてくるのでしょう?

>でもいざ目の前に結婚が来た時、母親と同じようになる恐怖、自分のような苦しみを感じながら子供はいきるのかという苦しい考え、あとは前述させてもらった結婚後の人付き合いの拒否反応が沸々とわいてきて、苦しいです。

るいさんのお母さん。結婚後の人付き合いで、とても苦労なさったのですね。幼い頃からるいさんはお母さんのそばで、見ながら育ってきたのでしょう。こどものるいさんは、そんなお母さんを助けたかったのかな。お母さんの気持ちに寄り添うことで。お母さんの気持ちを一緒に感じることで。

>親戚付き合い、仕事の人たちと家族が顔を合わせること、義父義母、兄弟との関わりに対する不安や重さ、嫌悪感、逃げたいと言う思いすべてが頭の中で爆発寸前。

これらの感情は、るいさん自身のものではなく、実はお母さんから来たものではないでしょうか。

るいさんは「結婚は、不安や重いものを伴う、こわいもの」というお母さんの教えを忠実に守って、男性とは少し距離をとって生きて来られたようです。でもあるとき「あれ?優しい男性もいるのでは?」という事に気付いてしまったのでは、ないでしょうか。

ところが「幸せにしてくれる男性との結婚」をしてしまうと、お母さんの教えに背くことになりますよね?だって結婚生活は苦しいもの、って幼いころから学んできたのですから。男なんか信じちゃだめ、頼れない!って。

今、結婚に対する2つの異なる概念が出来てしまって、混乱しているのかもしれません。結婚はこわい、と逃げたがる子供のるいさんと、男性の愛を信じて結婚してみたい大人のるいさん。それが、もしかしたら不安や重さ、はっきりとしない、こわいという形で現れているのかもしれませんね。

こわいですよね。
でもね、男性に優しくされたい。男性を愛し愛されたい、幸せな結婚をしてみたい、と望むのは、成熟した、大人の女性として、とても自然なこと。そしてるいさんには優しくされ、大切にされる価値があるんですよ。自分にチャンスをあげてみませんか。

今まで生きてきたやり方を変えるって、こわいもの。新しいことを試すのは、常に勇気がいること。でも、小さい頃から頑張ってお母さんを支えて来たるいさんは、とっても勇気があるんですよ。

るいさんの心の中にいる、結婚を怖がっている女の子に、
話しかけてみましょう。
今まで一人だったんだね
さびしかったね
こわかったね
かまってあげなくて、ごめんね
気が付かなかったよ。ゆるしてね。
手を伸ばして、優しく抱きしめてあげて下さい。
よくがんばって来たね、えらいね、ありがとう、って
よしよししてあげましょう。
あなたの腕の中でふるえている女の子を、まるっと受け入れて、
ゆっくり待ってあげましょう。
気分が落ち着くまで、こわくなくなるまで、
もう一度前に進む勇気が出るまで。

そして準備が出来たら、大人の女性としての一歩を、幸せへの一歩を、踏み出してみませんか。未来の優しい彼が、どこかで待っていますよ。。。

結婚には、色んな形がある筈。人それぞれ、異なる形の結婚があっていいと思うんです。だから自由に、自分が望むようにデザインしていいんですよ。お友達で「いいなあ、この人たちみたいになりたいなあ」という方たちがいれば、新居に遊びに行くのも良いと思います。幸せな結婚生活、というイメ-ジを、自分にインプットして、上書きして、どんどん増やしていくんですね。

男性と知り合う機会があって、いつも向こうから声をかけられる、るいさん。女性としてとても魅力的な女性なのだと思います。少しずつ色々なものを乗り越えていって、いつかきっと、素敵な伴侶に出会い暖かい家庭を築かれることを信じています。陰ながら応援させて下さいね。

お読みいただきまして、ありがとうございました。あしべはるかでした。


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